バーチャルアーティスト事務所・RIOT MUSICが3月6日、バーチャルシンガー・道明寺ここあさんの活動終了を発表した。
道明寺ここあさんは、2023年10月から体調不良を理由に活動を休止。2024年7月に改めて、RIOT MUSIC傘下の所属レーベル・Blitz Wingより、休止期間が無期限になると発表されていた。
一方で今回の声明では、体調不良になる以前から、道明寺ここあさんが情報漏洩及び事前承諾のない別名義での活動など、複数の契約違反行為を行っていたことが明らかに。
活動終了に至るまでの経緯が説明されている。
「ゲーム部」から派生してデビュー、“中の人”交代……道明寺ここあのこれまで
道明寺ここあさんは、ゲーム実況を中心に行うVTuberグループ「ゲーム部プロジェクト」(2021年に終了)から派生する形でデビュー。
「ゲーム部プロジェクト」副部長の道明寺晴翔さんの妹として、自身のチャンネルでカバー楽曲などを投稿し好評を博した。
その後、2019年12月9日に担当アーティスト/声優が並行して進めていた音楽活動が本格化したため、一度は活動を休止。
しかし、2020年3月に新たなアーティストを迎え、アクター(いわゆる中の人)を変更して活動を再開。2023年10月の休止まで、オリジナル楽曲のリリースやライブ活動を継続してきた。
情報漏洩や事前承諾のない別名義での活動──契約違反が判明
RIOT MUSICの発表によれば、道明寺ここあさんについては活動を休止する以前に、情報漏洩や事前承諾のない別名義での活動による契約違反が発覚していたという。
道明寺ここあさん
これについて、両者の間で話し合いをしていたところ、道明寺ここあさんが体調不良となり、活動休止に至った。
その後も話し合いは続けられたが、道明寺ここあさんが連絡に応答しないなどの契約継続の意思が確認できない状況が続いたため、やむを得ず活動を終了することになったとRIOT MUSICは説明している。
RIOT MUSICは「⻑年活動をしていただいたアーティストが活動終了となること、弊社としても、とても残念に思っております」というコメントを残した。

この記事どう思う?
関連リンク
0件のコメント