BAD HOP、無観客ライブを横浜アリーナで決行宣言 1億円以上の負債を覚悟

BAD HOP、無観客ライブを横浜アリーナで決行宣言 1億円以上の負債を覚悟
BAD HOP、無観客ライブを横浜アリーナで決行宣言 1億円以上の負債を覚悟

BAD HOP

POPなポイントを3行で

  • BAD HOPが横浜アリーナで無観客ライブ
  • 苦渋の決断で1億円以上の負債
  • ユースから絶大な支持を受けるクルー
川崎発の8人組ヒップホップクルー・BAD HOPが、3月1日(日)に予定されていた横浜アリーナでの単独ライブ「BAD HOP WORLD 2020」を無観客で行うことを発表した。

今回の新型コロナウイルスの感染拡大を受け、直前まで悩んだ末に中止せず、観客を入れない形での形態をとったという。 チケットは全額払い戻し対応し、無観客ライブの模様は自身のYouTubeチャンネルで生配信外部リンク)する。

ユースから絶大な支持を受けるBAD HOP

BAD HOPは、2014年より活動を開始したヒップホップクルー。

「高校生RAP選手権」優勝者である双子の兄弟であるT-PablowさんとYZERRさんを中心に、Tiji Jojoさん、Benjazzyさん、Yellow Patoさん、G-k.i.dさん、Vingoさん、Barkさんの8MCで活動している。
YZERR - ZION
BAD HOP / Ocean View feat. YZERR, Yellow Pato, Bark & T-Pablow
2018年11月には日本武道館での初のワンマンライブを開催。準備期間に3か月、チケット発売から開催まで1か月という、通常の武道館公演の準備期間や規模を知っていればあり得ないスケジュールで決行し、チケットは3時間でソールドアウト。

地元の川崎駅前で行ったゲリラライブには瞬く間に人が溢れかえるなど、今最もユースから注目を集める次世代のヒップホップクルーだ。

「BAD HOP WORLD」の準備期間は1年、1億円以上の負債

“BAD HOP WORLD”
「BAD HOP WORLD 2020」の開催はBAD HOPメンバーにとって悲願であり、1年以上もの時間をかけて準備してきたという。

しかし、政府による大規模イベントの中止・延期の勧告を受け、中止を視野に入れつつもライブを諦めきれず、無観客ライブという形態をとった旨を報告。

チケットは全額返済となり、BAD HOPは今回の無観客ライブの決行によって1億円以上の負債を背負うことになるという。

凄まじい覚悟を見せるBAD HOPの横浜アリーナでの無観客ライブ。

多くのイベントや施設が中止や運営停止に追い込まれる中、ネット配信というBAD HOPの選択はどのような爪痕を社会に残すのか、必見。

ストリートの軌跡

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