連載 | #16 『ポケットモンスター ソード・シールド』特集

『ポケモン剣盾』超希少アイテム「かえんだま」入手難度低下に全プレイヤーが歓喜

『ポケモン剣盾』超希少アイテム「かえんだま」入手難度低下に全プレイヤーが歓喜
『ポケモン剣盾』超希少アイテム「かえんだま」入手難度低下に全プレイヤーが歓喜

ヒトカゲ/画像はポケットモンスターオフィシャルサイトより

POPなポイントを3行で

  • 『ポケモン剣盾』初代御三家のマックスレイドバトル開始
  • プレイヤーを泣かせていた「かえんだま」の存在
  • 対戦環境にも変化が?
Nintendo Switch『ポケットモンスター ソード・シールド』(『ポケモン剣盾』)における入手最高難度といわれているアイテム「かえんだま」が手に入れやすくなるイベントがスタートした。

これは、カントー初代御三家と呼ばれる、ヒトカゲフシギダネゼニガメが出現するマックスレイドバトルの成功報酬。

プレイヤーコミュニティや攻略サイトの解析によると、出現するヒトカゲを捕まえる、または倒すことで「かえんだま」が50%の確率で手に入るという。

※記事初出時「かえんだま」を持たせた型のローブシンのとくせいを「ちからずく」と記述しておりましたが、正しくは「こんじょう」です。謹んでお詫び申し上げます。

「かえんだま」をめぐる状況

このイベントがはじまるまで、「かえんだま」はゲームクリア後のトーナメントを周回することでしか手に入らず、その過酷さがプレイヤーの間でたびたび話題となっていた。

現在のポケモンは、TwitterやDiscordをはじめとするネットサービスを用いてポケモンやアイテムを交換するという文化が形成されているが、「かえんだま」の交換レートはあまりに高く、提供側が有利なトレードを持ちかけることができた。 なお、筆者は1週間ほど毎日10回程度トーナメントを周回してもまったくドロップする気配がなく、Twitterで交換募集をかけ、たまたま2つ目を持っている人からなんとか手に入れた(「キョダイ夢ラプラス」で交換してもらった)。

「かえんだま」普及で、環境に変化はあるのか?

「かえんだま」の効果は、所持したポケモンを「やけど」状態にするという珍しいもの。

一見、デメリットしかない持ち物だと思われがちだが、状態異常を引き起こすことで能力を上昇させるポケモンも存在しており、またあえて「やけど」状態になることで、「ねむり」や「どく」「こおり」状態にならないというメリットもある。

『ポケモン剣盾』のオンライン対戦においては、格闘タイプのポケモン・ローブシンに持たせる運用が一般的。

ただでさえ攻撃力の高いポケモンだが、「かえんだま」でわざと「やけど」状態を引き起こすことにより、とくせい「こんじょう」の能力で「こうげき」が1.5倍となる。
ローブシンの育成論と対策
しかし、これまで「かえんだま」の入手難度があまりに高く、非常に優れたポケモンであるにもかかわらず、環境でそれほど見る機会は多くないポケモンだった。

その他、状態異常の際にぼうぎょが1.5倍になる「ふしぎなうろこ」を持つミロカロスや、ローブシンと同じように「こんじょう」を持ちながらわざ「トリック」によって「かえんだま」を相手に押し付けるタチフサグマなど、その真価を発揮するポケモンの活躍が期待される。

これらは今回の「かえんだま」の実質的な“解禁”によって、使用頻度や対面機会が増えていくポケモンになると考えられる。ゲームフリークの粋な計らいに感謝したい。

ポケモンと遊びとポップについて

SHARE

この記事をシェアする

Post
Share
Bookmark
LINE

連載

『ポケットモンスター ソード・シールド』特集

「ポケットモンスター」シリーズ最新作として、2019年11月15日に全世界一斉発売された『ポケットモンスター ソード・シールド』(通称『ポケモン剣盾』)。 本編シリーズ初のNintendo Switch専用ソフトとなっており、そのコンセプトはプロデューサーの増田順一さん曰く「最強のポケモン」とのこと。 「メガシンカ」「Zワザ」といった前作までの物語と対戦を大いに盛り上げたシステムは「キョダイマックス」として新たに継承され、大迫力の世界観を提示しています。 彩り豊かなポケモンだけでなく、ジムリーダーや主人公らのポケモントレーナーの人気も非常に高い作品に仕上がっています。 老若男女、世界的に愛されている日本発のポップコンテンツ「ポケットモンスター」最新作に、KAI-YOUでも様々な切り口から迫ります。

関連キーフレーズ

3件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。

tyanyone

米村 智水

申し訳ございません。

記事初出時「かえんだま」を持たせた型のローブシンのとくせいを「ちからずく」と記述しておりましたが、正しくは「こんじょう」です。謹んでお詫び申し上げます。

匿名ハッコウくん

匿名ハッコウくん(ID:3171)

かえんだま持たせたちからずくローブシンは流行らない。

匿名ハッコウくん

匿名ハッコウくん(ID:3170)

エアプまとめ

コメントを削除します。
よろしいですか?

コメントを受け付けました

コメントは現在承認待ちです。

コメントは、編集部の承認を経て掲載されます。

※掲載可否の基準につきましては利用規約の確認をお願いします。

POP UP !

もっと見る

もっと見る

よく読まれている記事

KAI-YOU Premium

もっと見る

もっと見る

ゲームの週間ランキング

最新のPOPをお届け!

もっと見る

もっと見る

このページは、株式会社カイユウに所属するKAI-YOU編集部が、独自に定めたコンテンツポリシーに基づき制作・配信しています。 KAI-YOU.netでは、文芸、アニメや漫画、YouTuberやVTuber、音楽や映像、イラストやアート、ゲーム、ヒップホップ、テクノロジーなどに関する最新ニュースを毎日更新しています。様々なジャンルを横断するポップカルチャーに関するインタビューやコラム、レポートといったコンテンツをお届けします。

ページトップへ