言及されたバグは、オンラインでプレーヤー同士が対戦するランクバトルにおいて、一定の条件を満たすことで勝敗が反映されなくなるというもの。
これを悪用し、意図的に勝敗結果を操作しているプレーヤーが出現していたため、公式からこのような対応が行われることになった。
不正操作・迷惑行為を故意に繰り返している場合、「今後開催されるランクバトルやインターネット大会のランキングからの除外、ライブ大会等の出場権のはく奪、また『ポケットモンスター ソード・シールド』でのインターネットを介した全てのコンテンツの利用を一時的または永続的に停止する」といった重い措置がとられるという。
バグの修正はないものの、強力なペナルティを適用
【えぐい】切断しても負けにならない方法
— 攻め意識 (@Ka_Cr_He) March 30, 2020
勝負に負けた!が出たあとしゅいんってなるとこで電源ボタンを押して切断したら反映されない。
5回ためして5回ともさがりませんでした。【ランクマッチ崩壊】 pic.twitter.com/rNzGdYld02
SNSではぽつぽつとこのバグに対する報告があがっていたが、公式からの言及が行われたのはこれがはじめて。これの恐ろしいところは自分に負けがつかないだけでなく相手にも勝ちがつかないということです…
— 攻め意識 (@Ka_Cr_He) March 30, 2020
100%ではないしツイートすることでする人が増えることは予想できるけど、他にも気付いて故意にしている人がいることを考えるといてもたってもいられなくなったためツイートしました。。
前シーズンのシングルバトルのランク1位のプレイヤーが今回の「切断バグ」を利用していたことがプレイヤー間で問題視され、本人も認めたことから大きな騒動となっていた。
現状のランキング(ランク)がどこまで本当なのかという声も上がりはじめ、疑心暗鬼がプレーヤー同士の中に生まれていた。公式から声明が出されたことの意義は大きい。
なお、声明にはバグの修正を行ったという記述はなく、実際に今も「切断バグ」の被害を受けたという声がSNSにあがっている。日頃より『ポケットモンスター ソード・シールド』をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
現在、バトルスタジアムのランクバトルやインターネット大会における一部のプレイヤーにつきまして、インターネット通信を故意に切断することによって対戦成績が不正に操作されていることを確認しております。
今後の調査の結果、このような不正操作・迷惑行為が繰り返し行われていると確認された場合は、今後開催されるランクバトルやインターネット大会のランキングからの除外、およびライブ大会等の出場権のはく奪、また『ポケットモンスター ソード・シールド』でのインターネットを介した全てのコンテンツの利用を一時的または永続的に停止する、といった対応を行わせていただく場合がございます。
今後ともプレイヤーのみなさまが安心してお楽しみいただけるよう、故意のインターネット切断による不正操作・迷惑行為については監視を行い、継続的に対応してまいります。ポケットモンスター公式サイトの公式声明
そのため、声明にあったペナルティがどれほどの効力を発揮するかが今後問われていきそうだ。また、早急なバグ修正が求められている。
ルールやマナーを守らないと、遊び場がなくなっちゃうよ
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連載
「ポケットモンスター」シリーズ最新作として、2019年11月15日に全世界一斉発売された『ポケットモンスター ソード・シールド』(通称『ポケモン剣盾』)。 本編シリーズ初のNintendo Switch専用ソフトとなっており、そのコンセプトはプロデューサーの増田順一さん曰く「最強のポケモン」とのこと。 「メガシンカ」「Zワザ」といった前作までの物語と対戦を大いに盛り上げたシステムは「キョダイマックス」として新たに継承され、大迫力の世界観を提示しています。 彩り豊かなポケモンだけでなく、ジムリーダーや主人公らのポケモントレーナーの人気も非常に高い作品に仕上がっています。 老若男女、世界的に愛されている日本発のポップコンテンツ「ポケットモンスター」最新作に、KAI-YOUでも様々な切り口から迫ります。
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