TBSホールディングス(以下、TBS)が1月16日、同社の完全子会社・THE SEVEN USとアメリカの映画製作/メディア企業・Legendary Pictures(以下、レジェンダリー)が資本業務提携を締結したことを発表した。
提携については、TBSグループが掲げる中期経営計画「VISION2030」の海外戦略を具体化するもの。
TBSは、「日本発IPのグローバル製作体制を確立する」狙いがあると説明している。
既存IPを拡張してきたレジェンダリーとTBSが提携
レジェンダリーは、米・ハリウッドを拠点とする2000年設立の映画制作スタジオ。
「DUNE/デューン 砂の惑星」シリーズ、ゴジラやキングコングの映画シリーズ「モンスター・ヴァース」、『ジュラシック・ワールド』『名探偵ピカチュウ』『マインクラフト/ザ・ムービー』など、既存IPを世界的フランチャイズへと拡張してきたことで知られる。
同社が手がけた映画作品の世界累計興行収入は、約200億ドル(約3兆円)規模に達するとされている。
TBS「コンテンツや知的財産を世界展開」
今回の提携でTBSとレジェンダリーは、漫画・アニメ・ゲームなどの日本発IPを原作とした映像作品の共同製作を中心に協業を進める。
TBSグループは近年、国内で製作された既存のドラマやバラエティなどを海外に輸出するだけにとどまらず、Netflix『今際の国のアリス』『幽☆遊☆白書』といった新規の実写化IPをグローバルヒットへと導いてきた実績を持つ。
その中核を担ったのが、海外向けコンテンツを制作する子会社「THE SEVEN」と、その北米拠点として設立された「THE SEVEN US」だ。
そこに、レジェンダリーの開発・制作・マーケティング力が加わることで、「自社のコンテンツや知的財産を世界展開すべく、コンテンツ制作能力を国外へ広げる」戦略の確立を目指す。
今回の提携で、TBSグループはTHE SEVEN USを通じ、 レジェンダリーが実施する第三者割当増資を引き受けることにより、同社に出資する。出資額は1億5000万ドル(約237億円)となる。
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