ハリウッド実写版『僕のヒーローアカデミア』の脚本家が、ジェイソン・フックスさんに決定したことを米メディア「The Hollywood Reporter」が報じた(外部リンク)。
堀越耕平さんによる漫画『僕のヒーローアカデミア』は2014年に『週刊少年ジャンプ』で連載を開始し、2024年8月5日に完結。
シリーズ累計発行部数は1億部を記録し世界中で愛される、本作の実写プロジェクトの再始動に注目が集まる。
ハリウッド実写版『僕のヒーローアカデミア』プロジェクトの歴史
本作は、Netflixとレジェンダリー・ピクチャーズが制作を手がける映画。プロジェクトは2018年にレジェンダリー・ピクチャーズが実写化権を獲得するところからはじまる。
2021年に『GANTZ』『BLEACH 死神代行篇』『キングダム』などのアニメ原作実写映画を多く手がけた佐藤信介さんが監督をつとめることが発表。
2022年に、Netflixがレジェンダリー・ピクチャーズから改めて実写化権を獲得し共同で制作が進む。この報道と同時にドラマ『オビ=ワン・ケノービ』の脚本家・ジョビー・ハロルドが参加すると報じされたが、その後は続報が途切れる。
今回、ジェイソン・フックスさんが新たな脚本家として投入されるというニュースで、プロジェクトがしっかりと進行していることが明らかになった。
『僕のヒーローアカデミア』/画像は『週刊少年ジャンプ』公式サイトから
脚本家/俳優として活動するジェイソン・フックス
抜擢されたジェイソン・フックスさんは映画『ワンダーウーマン』『マインクラフト/ザ・ムービー』などの作品を手がけた脚本家。
俳優としても活動しており『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』『ラ・ラ・ランド』等の多数の映画作品に出演している。
制作を行うレジェンダリー・ピクチャーズは、『ワンダーウーマン』『マインクラフト/ザ・ムービー』の他、『ダークナイト』『ウォッチメン』などのDCコミック原作映画を手がける。
日本産の作品の実写映画化も積極的に行っており、『名探偵ピカチュウ』『GODZILLA ゴジラ』は、世界中で大ヒットを記録した。
映画『名探偵ピカチュウ』/画像は『名探偵ピカチュウ』公式サイトから
Netflix×レジェンダリー・ピクチャーズ×佐藤信介で臨む実写化
監督の佐藤信介さんは2020年12月にNetflixで全世界配信され、2025年9月25日(木)からシーズン3が配信される『今際の国のアリス』の監督もつとめている。
日米の実写映画化のノウハウが存分に生かされるであろう制作陣で『僕のヒーローアカデミア』の実写映画化に臨むということだ。
『今際の国のアリス』シーズン3ティーザーアート/画像はNetflix公式サイトから
なお、日本での公開は東宝が担当することも明らかになっている。公開予定日やキャストについては不明。これからの続報に期待したい。

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