YouTubeが炎上目的、侮辱的な動画の規約変更 シバターが引退を表明

「YouTubeが悪口禁止に。引退します。みなさんさようなら」

POPなポイントを3行で

  • YouTuber・シバターが引退を表明
  • YouTubeの「ガイドライン」更新が背景
  • 炎上目的、侮辱コンテンツの広告を取りやめ
6月に、YouTubeの「広告掲載に適したコンテンツのガイドライン」が更新され、炎上目的、侮辱的なコンテンツに広告が掲載されなくなると発表された(外部リンク)。

これによると、「不当に炎上を招く、扇動する、または他者を侮辱するコンテンツ」は広告掲載に適さないとし、「炎上を招く、他者を侮辱するコンテンツ」「個人もしくはグループに対する嫌がらせ、威嚇、いじめに当たるコンテンツ」には広告表示なし、または制限ありの措置が行われるという。

発表に対してYouTuberのシバターさんは「YouTubeが悪口禁止に。引退します。みなさんさようなら」という動画を公開。文字通り「YouTubeを引退しようかなって思ってます」とYouTuber引退を示唆した。

どうなる“物申す系YouTuber”

シバターさんは、世の中で起きている問題などに対して、自身の考えを述べていくのが基本的なスタイルのいわゆる“物申す系YouTuber”。

「物申す系」と呼ばれるジャンルの中でも多くの人気を獲得しており、登録者は100万人を超えている。
【炎上軍】街中でYouTuberを見かけても話かけてこないで下さい
俺の上げる動画の7,8割は他人の悪口で出来ている」という本人の発言が象徴する通り、動画はたびたび炎上。

しかし最近では的を得た正論を述べているケースも多く、コメント欄でも活発な議論が展開されるときもあり、一概に炎上目的だけで動画を投稿している訳ではない。 さらには様々な問題で炎上してしまった芸能人やYouTuberに手を差し伸べる「救いたい」動画もシバターさんの名物となっており、「炎上」という事象を主観的にも、客観的にも視聴者に発信し続けていた。
MEGWINを救いたい
公開された動画には、視聴者から「YouTubeの良さがなくなってくね。そのうちつまらなくなって誰もみなくなりそう」「YouTubeもオワコン化していくな」「更新ガイドラインがピンポイントでシバターを潰しにきてて草」などのコメントが集まっている。

動画のラストでYouTubeを離れ「XVideos」での配信を示唆していたシバターさんだが、彼ら物申す系YouTuberの今後の動向に注目していきたい。

YouTuberと炎上

この記事どう思う?

この記事どう思う?

関連キーフレーズ

5件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。

onda

恩田雄多

コメントありがとうございます!編集部の恩田です。
「的を得る」に関するご指摘、僕たちとしても「的を射る」の誤用という認識は把握しております。ただ、近年は辞書や放送局などでも誤用の認識を改めるところも出てきているため、こちらの記事でも使い方として「うまく捉える」の意味では間違っていないと考えております。“「的を得る」は「的を射る」の誤用”は、長年議論されている問題ですよね……。時代に応じた言葉の変化を、今後も注視していきたいと思います!

匿名ハッコウくん

匿名ハッコウくん(ID:4339)

的を得てるようじゃ誰もこんな記事よんでくれないよ
ゆとり検閲なのかな?もう誰も記事書く人いないんだろうね

匿名ハッコウくん

匿名ハッコウくん(ID:4320)

2021年2月現在、引退どころか相変わらずグチャグチャと下層民向けのバラエティをやってますねえ

すべてのコメントを見る