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シバターvs久保優太「八百長騒動」をRIZIN代表が否定 両者とも処分は行わず

「シバター vs 久保優太」の件に関して

POPなポイントを3行で

  • RIZIN運営、八百長騒動に公式声名
  • シバター、久保優太ともに処分は行われず
  • ルールの整備、契約書の見直しを徹底
2021年大晦日に行われた総合格闘技イベント「RIZIN.33」でのシバターさんと久保優太選手の八百長疑惑について、「RIZIN」を開催・運営するRIZIN FIGHTING FEDERATIONが公式声名を発表した。

声明は動画にて発表され、RIZIN代表の榊原信行さん自ら、2015年の「RIZIN」設立から現在に至るまで、八百長は一切行われていないことを強調。

両名に処分は行わず、今後は選手管理の徹底・選手との契約の見直し、選手のSNS利用の啓蒙につとめるとしている。

RIZIN運営、経緯を改めて説明

動画「『シバター vs 久保優太』の件に関して」の中、榊原さんは両選手のヒアリングにもとに本件の経緯を改めて説明。

試合が決定して以降、「体調が悪い」「怪我をしたくない」と試合の出場を迷っている旨を久保選手とRIZIN運営に伝え、SNS上でも心理戦・陽動作戦を仕掛けたシバターさん。 それに対し、久保選手の陣営は手加減せずに戦い、試合として成立させることをRIZIN運営に表明していたという。

しかし、久保選手は、シバターさんから試合前日の公開計量まで心理戦・陽動作戦を仕掛けられていたことや、先日公表した自身のアスペルガー症候群もあってか、シバターさんの演技は本当なのではないかと一抹の疑念を抱いてしまい、全力でリングに臨むことができなかったと説明した。

「両者の行為はルール・運営上問題はない」

今回のシバターさんの戦術・行為について、榊原さんは「品性下劣」「モラルハザード」と強く批判しながらも「(格闘技に限らず)プロの世界では、必ずしもスポーツマンシップに則って試合が行われるわけではない」とし、RIZINのルール・契約上は問題がないとした。

また、久保選手がシバターさんとの電話の録音データを暴露系YouTuber・コレコレさんに提供したことについては、RIZIN運営とのやり取りを公開した訳ではないため、契約上での守秘義務には抵触していないと説明している。

本件の反省を踏まえ、RIZIN運営は試合の内容について選手および選手の関係者間で直接コミュニケーションを取ることを今後禁止に。万が一に備え、選手間のやり取りも守秘義務の範囲に拡大して契約書をつくり直すとという。

また、選手たちに対し、SNSの正しい利用方法を啓蒙していくとしている。

YouTube時代の格闘技イベント「RIZIN」

「RIZIN」は2015年10月に発足した総合格闘技イベント。地下格闘技から這い上がった朝倉未来・海選手の「朝倉兄弟」や、全公式試合無敗の那須川天心選手、現在は世界を舞台に戦う堀口恭司選手など、様々なスター選手を輩出。長年低迷していたとされる格闘技が再興する、大きなきっかけとなっている。

特に「RIZIN」はYouTubeを中心した広報活動やファン文化が広く浸透しており、登録者数200万人を越える朝倉未来選手を筆頭に、ほとんどの選手がYouTube上で何かしらの動画発信を行っている。
大晦日勝利後に大衆居酒屋で呑んでみた
動画上で選手間のコミュニケーションや練習の様子も見ることができ、専門家や関係者による試合予想なども充実。試合前・試合後も楽しめる内容となっており、「RIZIN」人気を下支えするコンテンツとして成立している。

公式のドキュメンタリー「RIZIN CONFESSIONS」も非常に人気で、選手たちのキャラクター性や物語にスポットを当てる。試合本編の動画再生数を越えることも少なくない。
【番組】RIZIN CONFESSIONS #65
そういった背景から非常にYouTubeシーンと親和性の高い競技イベントとなっており、2020/2021年のYouTuberシバターさんの参戦も異色ではあったものの、大きな注目を集めるきっかけとなっていた。

今回の騒動を受けて、RIZINや格闘家たちがどのようにYouTubeと適切な距離を取っていくのか、何かしらの変化があるかもしれない。

YouTubeで変わり行く格闘技

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