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歌人・穂村弘とフードブロガー・平野紗希子、日本近代文学館で妄想ごはんトークを開催

BUNDAN COFFEE&BEER 公式サイトより

短歌だけでなくエッセイなどでも多くのファンを持つ人気歌人の穂村弘さんと、現役大学生ながらフードブロガーとして活躍している平野紗希子さんによるトークイベント「妄想ごはん〜教えて! コトバの調理法〜 【BUNDAN in 日本近代文学館* 001】」が、2013年6月29日(土)に日本近代文学館内のカフェ「BUNDAN COFFEE&BEER」にて開催される。

同イベントでは、「もし物語に出てくる食べ物を食べられるとしたら、何を食べたい?」、「食べ物についてコトバにするとき、大切にしていることとは?」、「コトバを“調理”する秘けつって?」などをテーマに、一流の“コトバのシェフ”であるお二人を招き、妄想トークのフルコースが展開されるとのこと。

穂村弘さんと言えば、特に90年代以降は「ニューウェーブ短歌」の旗手として、歌壇にとらわれない自由闊達な作歌活動を行い、それまで短歌に興味関心のなかった若者から多くの支持を集めたことで知られている。その活動は一般的な歌人としての活動のみに留まらず、2002年に刊行された『世界音痴』以降、内閉的な自意識の与える切なさとコミカルさを感じさせるエッセイが人気を集めている。『世界音痴』には、店員に対して注文をする必要がないため、たびたび訪れているという回転寿司屋でのエピソードや、ベッドの上でうつらうつらとしながら菓子パンをかじってしまうエピソードなどが収録されており、独特の食にまつわる感性に触れることができる。また『君がいない夜のごはん』など食にまつわる作品を多数記したり、2013年5月には、作家・西加奈子さんと食にまつわるトークイベントも行うなど、食べものに対して一家言ある書き手だ。

対する平野紗希子さんは、近年特に注目されている、現役女子大生フードブロガーだ。とにかく食べものが好きで、小学生の頃から食日記をつけているほどの思い入れがあるそう。現在はhoneyee.comの運営するWebメディア「.fatale」にてブログ連載をしており、フレンチから町の大衆食堂まで、幅ひろいジャンルの飲食店に実際に足を伸ばし、実感とともに記される記事が人気を集めている。2012年には渋谷パルコにて行われた「シブカル祭。」にて、駄菓子の「ねるねるねるね」を使ったワークショップを行ったり、2013年6月には原宿のクリエイティブスペース・ROCKETにて、自身がおすすめする食品の展示・販売を行うイベント「SAKIKO's Good Finds」を開催するなど、精力的に活動中だ。

また会場となる「BUNDAN COFFEE&BEER」は、エディトリアルとデザインの可能性を広げるクリエイティブカンパニー・東京ピストルがプロデュースするスペース。東京都駒場に構える日本近代文学館内にあり、店内には約2万冊の書籍が飾られており、気になったものを手に取ることができる。また店内では、芥川龍之介さん、寺山修司さん、中上健次さん、宇野千代さんなどの作家にまつわるコーヒーや食事が提供されており、目と口で文学に触れることができる場所となっている。

土曜日の午前中というゆったりとした時間の中で、駒場の緑に囲まれながら、食を巡る冒険にひたってみるのはなかなかに心地良さそうだ。なおチケットは、下記の「BUNDAN COFFEE&BEER」の公式サイトにて事前予約可能とのことなので、チェックしてみてほしい。

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