マーケティングリサーチを行う企業・MMD研究所が実施した「中高生のニュースに関する意識調査」の結果が公開された。
12歳から18歳のスマートフォンを所有する中学生/高校生の男女1248人を対象に、2019年2月5日から2月10日にかけて調査。
普段利用するメディアの1位は「SNS」となっている一方、最も信頼できる情報源は「テレビ」であることなどが明らかとなった。
スマホを片手にテレビを見るという行為が、中高生にとって当たり前になっているということだろう。
続くSNSは55.8%で20%近い差がついた。 そして「最も信頼できる情報源」を見てみると、テレビが60.1%に対し、SNSは9.9%と信頼度には大きな差がついていることがわかる。
ネット上のフェイクニュースなどの問題が取り沙汰される現代、若者にとってSNSはあくまでコミュニケーションをとる場所であり、情報の信頼度という点においてテレビとSNSは差別化されているようだ。
そのほか、ウェブやアプリでニュースを読むと回答した人に対して、どのように読んでるか調査したところ「ほとんどタイトルしか読んでいない」という回答は7.1%にとどまり、92.9%は本文も読んでいることもわかった。
【統計】調査結果を全部見る
12歳から18歳のスマートフォンを所有する中学生/高校生の男女1248人を対象に、2019年2月5日から2月10日にかけて調査。
普段利用するメディアの1位は「SNS」となっている一方、最も信頼できる情報源は「テレビ」であることなどが明らかとなった。
着実に進む若者のテレビ離れ
「普段利用しているメディア」について見てみると上位3つはTwitterやInstagramなどの「SNS」が79.6%、「テレビ」は73.2%、YouTubeなどの「動画アプリ」が71.2%と続く。 SNSがテレビを超える数値となっており、「動画アプリ」も3番目にランクインすることからも、若者のテレビ離れは着実に進んでいると言えるのではないだろうか。 また、「テレビ番組視聴中のスマホ操作」をするか聞いたところ、その割合は78.4%に達している。スマホを片手にテレビを見るという行為が、中高生にとって当たり前になっているということだろう。
情報を収集する場としての「テレビ」
「日本や世界のニュースを知る方法」では73.8%の中高生がテレビから情報を入手していることがわかる。続くSNSは55.8%で20%近い差がついた。 そして「最も信頼できる情報源」を見てみると、テレビが60.1%に対し、SNSは9.9%と信頼度には大きな差がついていることがわかる。
ネット上のフェイクニュースなどの問題が取り沙汰される現代、若者にとってSNSはあくまでコミュニケーションをとる場所であり、情報の信頼度という点においてテレビとSNSは差別化されているようだ。
そのほか、ウェブやアプリでニュースを読むと回答した人に対して、どのように読んでるか調査したところ「ほとんどタイトルしか読んでいない」という回答は7.1%にとどまり、92.9%は本文も読んでいることもわかった。
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調査概要
「2019年3月 中高生のニュースに関する意識調査」
- 調査期間
- 2019年2月5日~2019年2月10日
- 有効回答
- 1248人
- 調査方法
- インターネット調査
- 調査対象
- 12歳から18歳のスマートフォンを所有する中学生、 高校生の男女
- 設問数
- 14問
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