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古典文学を現代作家が完全新訳 「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」ラインナップ公開

6色からなる美しい装丁

2013年の大晦日に河出書房新社からの刊行が発表された、作家・池澤夏樹さんの個人編集による「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」。同社がすでに刊行している「池澤夏樹=個人編集 世界文学全集」の姉妹編とも言えるこのシリーズは、その独自の編集方針から、多くの文学ファンに注目されていた。

そんな本シリーズの気になる収録作品が、5月17日(金)に発表された。

古事記からはじまる古典文学をいとうせいこう、川上未映子らが新訳

河出書房新社の創業130周年を記念して刊行されるこのシリーズ。1番の見所は、斬新な作品構成だ。「日本文学全集」ということで、古典の名作も多く収録されているが、驚くのはそれを様々な作家が現代的に訳しているところ。

日本語ラップの基礎を形作り、名作『ノーライフキング』で作家デビュー。近年では『想像ラジオ』で三島由紀夫賞候補となったいとうせいこうさんが、近松門左衛門さんの『曽根崎心中』の新訳を担当。

その他にも、森見登美彦さんが『竹取物語』を、川上未映子さんが樋口一葉さんの『たけくらべ』を、円城塔さんが上田秋成さんの『雨月物語』を、高橋源一郎さんが鴨長明さんの『方丈記』を訳すなど、文芸ファンならずとも思わず唸ってしまうような熱すぎるラインナップとなっている。

近現代作品も独特のセレクションが施されており、そのラインナップの1部がWebで公開されている。ぜひチェックしてみてほしい。

同シリーズの刊行は2014年11月。全30巻が順番に刊行されていく。定価は全巻で¥87,400だが、一括払いで予約を行うと特別価格¥78,660で提供されるほか、特性のブックスタンドがプレゼントされる。

詳しい刊行予定は近日中に公開される特設サイトで明らかにされるとのこと。今から公開が楽しみだ。

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