リクルート社の運営する就職活動支援サイト・リクナビ2015のトップページに表示される情報が酷すぎると話題になっている。
一人で何十社も「大量エントリー」することが当たり前になった現在の就活シーン。学生の精神的・時間的・経済的な負担は当然ながら大きく、近年のリクナビでは複数社に対して一気にアプローチすることができる「一括エントリーボタン」まで登場するなど、混迷をきわめている。
採用を行う企業側にとっても、特に本気で志望してないような学生がエントリーをしてしまうような現在の状況はあまりに非効率的だろう。
以前、ニコニコ動画等を開発・運営するドワンゴ社が、こういった状況に対する改善策として入社受験料の設定を行ったことを報じたばかりだが、今回のリクナビの画像は、就活シーンのリアルを象徴するものとして、Twitter上で大きな話題となっている。
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これリクナビのトップだけど、これ私がおかしいというよりは周りの連中か就活の仕組みそのものがおかしいと思う pic.twitter.com/9kna5JZDO2
— JS魔法少女すねこちゃん (@s_suneco) 2014, 3月 26
これは自分のエントリー数と、内定を獲得した先輩のエントリー数を表示するというもの。さらに、「あなたに似た同期」というピクトグラムも配置され、とにかくエントリー数の競争を煽るような設計が練られている。一人で何十社も「大量エントリー」することが当たり前になった現在の就活シーン。学生の精神的・時間的・経済的な負担は当然ながら大きく、近年のリクナビでは複数社に対して一気にアプローチすることができる「一括エントリーボタン」まで登場するなど、混迷をきわめている。
採用を行う企業側にとっても、特に本気で志望してないような学生がエントリーをしてしまうような現在の状況はあまりに非効率的だろう。
以前、ニコニコ動画等を開発・運営するドワンゴ社が、こういった状況に対する改善策として入社受験料の設定を行ったことを報じたばかりだが、今回のリクナビの画像は、就活シーンのリアルを象徴するものとして、Twitter上で大きな話題となっている。
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日夜生み出されるポップな画像たちを短く紹介する人気連載。 ソーシャルメディアやまとめブログ、バイラルメディアなど、 画像系コンテンツへの注目は常に集まっていますが、 KAI-YOUでは「POP」を軸に、話題の画像を紹介していきます。
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