本書では東京オリンピック開会式のパフォーマンスにより話題を呼んでいるピクトグラム約1000点を紹介。
著者は、日本の主要な空港や交通機関のサインも手がけているサインデザイナー・児山啓一さんだ。
東京オリンピック開会式の目玉「ピクトグラム」
MISIAさんの国歌斉唱をはじめ、多くのパフォーマンスが話題を呼んでいる中、オリンピック競技を身体で再現した「ピクトグラム50個の連続パフォーマンス」が特に注目を集めている。
実は競技をイメージした「ピクトグラム」を使ったパフォーマンスは、1964年の東京オリンピックではじめて使用された。
今大会では早いテンポでリズミカルなパフォーマンスとなっており、これによりSNSではピクトグラムを使った創作に火がついている。
Twitterなどでは、自分の推し作品やミームを表現した多くのピクトグラムを見かける機会が増えている。
【開会式】
— NHKスポーツ (@nhk_sports) July 23, 2021
競技をイメージした絵文字 #ピクトグラム
1964年の東京大会で初めて使われました
今大会は #動くピクトグラム です
NHK総合テレビで放送中!
PC💻スマホ📱でも中継をご覧いただけます☟ https://t.co/9j7T0XtZOC#nhk2020#Tokyo2020#開会式 #東京オリンピック pic.twitter.com/Y6MhlMZvI3
世界で異なるピクトグラムを紹介『世界ピクト図鑑』
今回の『ピクトグラム50個の連続パフォーマンス』により、ピクトグラム=青と白の人で表現した絵文字、と認識するようになった人も多いかもしれない。しかし、ピクトグラムは、主に2色で誰が見ても理解できるようにデザインされた視覚情報のことを指す。そして、そのデザインは国をまたぐと変化し、世界各国で多種多様なピクトグラムが使われている。
道路標識の「止まれ」文字も世界各国でまったく異なるし、イタリアのスリ注意やタイの僧侶用優先席など、その国や地域の色を濃く反映しているピクトグラムも存在する。 そんなピクトグラムのため、世界26国80都市を巡って写真1000枚以上を撮り、調査してきたサインデザイナー・児山啓一さん。
JSA(日本規格協会)とISO(国際標準化機構)の委員であり、日本の主要な空港や交通機関のサインを手がける専門家だ。
ピクトグラムの選定に関わる彼が、ユニークで鋭い視点からピクトグラムを紹介。各国のピクトグラムを通して、世界の文化や風習の違いを垣間見ることができる一冊となっている。
関連商品
出版社:ビー・エヌ・エヌ
発売日:2021/8/17
単行本:192ページ
ISBN-10:4802512252
ISBN-13:978-4802512251
飛沫も防げるのでハロウィン仮装は、ピクトグラムで!
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書籍情報
『世界ピクト図鑑 サインデザイナーが集めた世界のピクトグラム』
- 価格
- 2,200円(税込)
- 出版社
- ビー・エヌ・エヌ
- 発売日
- 2021/8/17
- 単行本
- 192ページ
- ISBN-10
- 4802512252
- ISBN-13
- 978-4802512251
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3件のコメント
匿名ハッコウくん(ID:5603)
d(^_^o))^o^(♪( ´▽`)(≧∇≦)
匿名ハッコウくん(ID:5602)
ピクトグラムあるいはピクトグラフとは、グラフィック・シンボルの典型であって、意味するものの形状を使って、その意味概念を理解させる記号を意味する。グラフィック・シンボルは図記号とも呼ばれISOが公用語にしている。
匿名ハッコウくん(ID:5597)
分かりやすかった