上演日は6月30日(金)から7月2日(日)にかけて全4回。場所は東京の森下スタジオ。
今作は、範宙遊泳が55日間、インドに滞在する中で生まれた国際コラボレーション作品となっている。
気鋭の演劇集団とインドの劇団のコラボ作品
範宙遊泳は、2016年12月12日から2017年2月4日までインド・デリーに滞在。その中で、The Tadpole Repertoryと共同作品の制作や、インド国内4都市(バンガロール、ムンバイ、プネ、デリー)でのツアーを行っていた。
本作は、異人種間がそれぞれの母語で会話しつつも、とくにそれに関するエクスキューズなしに舞台が進行する、という構成。
全然違う価値観や生い立ちや言語を持った人たちが、それでも当たり前のように舞台上に存在する、という姿を描くことは、範宙遊泳を主宰する脚本家・山本卓卓さんが長年やってみたかったことの一つだという。
観客の倫理観を揺さぶる強度ある脚本と演出を得意とする範宙遊泳と山本卓卓さんが、インドでの交流をどのように作品に現すのか、たった4回の貴重な上演となるため、注目。
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イベント情報
範宙遊泳 x The Tadpole Repertory 午前2時コーヒーカップサラダボウルユートピア -THIS WILL ONLY TAKE SEVERAL MINUTES
- 日程
- 2017年6月30日(金)〜7月2日(日)
- 6月30日(金) 19:30
- 7月1日(土) 14:00/19:00
- 7月2日(日) 14:00
- 料金
- 一般|3,000円
- 学生|2,500円
- 高校生以下|1,000円(一律)
- 当日券|各500円増し
翻訳|クリストファー・グレゴリー 音楽|サマル・グレワル 照明|アヌジ・チョプラ
照明協力|中山奈美 美術協力|中村友美 舞台監督|藤江理沙
作・演出|山本卓卓/ニール・チョードリ
出演|椎橋綾那 ビクラム・ゴーシュ 福原冠 田中美希恵 ピユシュ・クマール シャイク・シーバ
制作協力|夫津木美佐子 制作助手|柿木初美 制作|坂本もも
協力|国際交流基金ニューデリー日本文化センター
プリッシマ 急な坂スタジオ チランジット・ダス ジャンビ・スレダール ヤシャス・チャンドラ 北岡香菜
<公演詳細>
よくあるとある街を舞台に、見知らぬ6人が、自分自身に、そして互いに向き合いながら、自分の居場所を探して時を織りなしていく。欲望と病、愛と寂しさ、影ある過去と霧がかる現在(いま)。そこにある事実はただ一つ、ここからは逃げ出せない、ということ——。
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