本公演は、2013年に発表し、東京・横浜・クアラルンプール・バンコクを旅した同劇団の代表作『幼女X』と、1人芝居『楽しい時間』の2本立て。
9月2日(水)から7日(月)まで開催される東京・こまばアゴラ劇場での公演を皮切りに、札幌、愛知の3都市を巡るツアー公演となる。
TPAM in Yokohama 2014: HANCHU-YUEI
アジアを巡った代表作と、新作を上演
範宙遊泳は、文字や映像、影などの投映と俳優を組み合わせた演出で「2.5次元の演劇」と評され、『幼女X』では、Bangkok Theatre Festival 2014で最優秀脚本賞と最優秀作品賞を受賞。東京芸術劇場で上演された『うまれてないからまだしねない』では、代表の山本卓卓さんが、第59回岸田國士戯曲賞の最終候補作にノミネートされた。
今回上演される『幼女X』は、国際フェスティバルなどに招聘され、タイの劇団・Democrazy Theatreと共同制作も行われた作品。震災後の日本の閉鎖的なムード、価値判断が個々人にゆだねられた現代社会を描き出す。
出演者は俳優の大橋一輝さん、埜本幸良さん2人のみで、投影する文字や図形を絡めながら、さまざまな登場人物を演じ分ける。
また、同時上演となる『楽しい時間』は、2013年に『幼女X』の後日談として上演された作品。今回はタイトルを同じくした新作として発表され、こちらの出演は福原冠さんのみの1人芝居となる。
代表作の再演と新作という、これまでの集大成/総決算となる公演になりそうだ。
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イベント情報
『幼女Xの人生で一番楽しい数時間』
- 作・演出
- 山本卓卓
- 出演
- 「幼女X」大橋一輝、埜本幸良/「楽しい時間」福原冠
- 日程
- 東京公演 2015年9月2日(水)〜7日(月)
- 札幌公演
- 9月11日(金)・12日(土)
- 名古屋公演
- 10月1日(木)〜3日(土)
- 楽曲提供
- 千葉広樹
- アートディレクター
- たかくらかずき
- 美術協力
- 中村友美
- 照明
- 富山貴之
- 音響
- 高橋真衣
- 衣装
- 藤谷香子(FAIFAI)
- 舞台監督
- 櫻井健太郎
- 演出助手
- 藤江理沙
- 制作助手
- 柿木初美、川口聡
- 制作
- 坂本もも
協力:プリッシマ、さんぴん、FAIFAI、ロロ、急な坂スタジオ、森下スタジオ
助成:アーツカウンシル東京(東京公演)、芸術文化振興基金、公益財団法人セゾン文化財団
提携:こまばアゴラ劇場(東京公演)、NPO法人コンカリーニョ(札幌公演)
主催:範宙遊泳、さんかくのまど、愛知県芸術劇場(名古屋公演)
▼︎チケット 東京・札幌 7月20日(月・祝)発売 名古屋 8月22日(土)発売
東京公演 一般 3000円 学生 2500円 高校生以下 1000円 当日券 各500円増し
札幌公演・名古屋公演 一般 3000円 学生 2000円 高校生以下 1000円 当日券 各500円増し
*全席自由・日時指定・整理番号付き
*未就学児はご入場いただけません。
*学生・高校生以下のお客様は受付で学生証をご提示ください。
*車椅子でご来場のお客様は事前にお申し出ください。
*開演後はご入場いただけない場合がございますのでご了承ください。
▼チケット取扱
・範宙遊泳
・ローソンチケット(札幌公演) Lコード 15362
・愛知芸術文化センター内プレイガイド(名古屋公演)
・チケットぴあ (名古屋公演)
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