これは東京芸術劇場が次世代の演劇界を牽引する若い才能をピックアップする企画「芸劇eyes」のラインナップの1つ。
同作は幕末を舞台に、鮮やかに時代と切り結んだ三人姉妹の生き様を描く、歴史大河ファンタジー群像劇。
30人以上の出演者とオシリペンペンズの中林キララ、たゆたうのイガキアキコなど関西屈指のミュージシャンたちで編成された楽隊の生演奏が織り成す怒涛のステージとなっています。
劇団・子供鉅人とは?
子供鉅人は2005年、益山貴司・寛司兄弟を中心に大阪で結成された関西タテノリ系のテンションと 骨太な物語の合わせ技を持った劇団。劇団名は「子供のようで鉅人、鉅人のようで子供」の略で、人間存在の馬鹿馬鹿しさやもどかしさをシュールでファンタジックな設定で練り上げ、黒い笑いをまぶして焼き上げます。
生バンドとの音楽劇から4畳半の会話劇までジャンルを幅広く横断。3度におよぶ欧州ツアーや、F/T13(フェスティバルトーキョー)にも参加しました。
チャンバラ音楽劇「幕末スープレックス」を再演!
今回の再演にあたっては劇団メンバーのほか、範宙遊泳の熊川ふみ、ミュージカル「テニスの王子様」3rdシーズンで伊武深司役をつとめた健人、「ちっちゃな英雄」に出演した坂垣怜次、動物電気の森戸宏明など個性的な客演陣も登場。
7月1日(金)に公開予定の特設サイトにて、さらなる詳細が明かされる。
時は幕末ニッポン。ペリー来航という、脳天直撃スープレックスに天地をひっくり返すような大騒ぎ。お松、お竹、お梅の生き別れ三姉妹が再会を祝う雛祭りに降る大雪にまぎれて、大老の首が桜田門外に 飛び、一方、愛をふりまく義賊・鼠小僧ラブ吉は江戸最後のハリツケにより愛の元締め「きりすと」になることを目論み、はたまた、幕府お抱え忍軍はお堀の掃除をさせられるのであった。そんな末世を生きる人々の思いが「ええじゃないか踊り」の狂乱に呑み込まれてゆくなか、徳川幕府の御用金 20 万 両が闇と消えたーーーー!
「幕末スープレックス」あらすじ
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公演情報
芸劇eyes 劇団子供鉅人「幕末スープレックス」
- 東京公演のみ(全10回公演)
- 期間
- 9月17日(土)〜25日(日)
- 会場
- 東京芸術劇場 シアターイースト
○出演(総勢31名)
億なつき│キキ花香│益山寛司│影山徹
ミネユキ│山西竜矢│益山U☆G│古野陽大
うらじぬの│益山貴司 (以上劇団子供鉅人)
熊川ふみ(範宙遊泳)│健人│坂垣怜次
森戸宏明(動物電気)│傳田うに│岡野一平
佐藤ばびぶべ│吉田カルロス│和田千裕
柿の葉なら│鈴鹿通儀(中野成樹+フランケンズ)│大迫綾乃(劇団わらく)
廣川真菜美│平石祥子│角田悠
豊澤知子│新藤江里子(劇団八幡山ほしがりシスターズ)│地道元春
土橋夢子│上川拓郎│エンドー・チェーン
○楽隊
4日目バンド
イガキアキコ(ヴァイオリン/from "たゆたう")
宮田あずみ(エレキベース/from "数えきれない")
中林キララ(ギター/from "オシリペンペンズ")
ワタンベ(ドラムス/from "pato lol man")
かんのとしこ(アコーディオン)
三原智行 (トロンボーン/from "Green Parade")
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