カオス*ラウンジが福島でツアー形式の展覧会 『 市街劇「怒りの日」』

カオス*ラウンジが福島でツアー形式の展覧会 『 市街劇「怒りの日」』
カオス*ラウンジが福島でツアー形式の展覧会 『 市街劇「怒りの日」』

カオス*ラウンジ新芸術祭2015 市街劇「怒りの日」

美術集団・カオス*ラウンジが、展覧会「新芸術祭2015 市街劇『怒りの日』」を、福島県・いわき市にて開催する。

会期は、9月19日(土)から10月4日(日)までとなっており、土・日・祝日のみのオープンとなる。

福島県いわき市にある「もりたか屋」、「平廿三夜尊御札受所」、「菩提院(浄土宗 涅槃山 袋中寺)」の3開場をめぐるツアー形式で、観覧は無料。

美術家/美術評論家の黒瀬陽平さんのキュレーションにより、参加者には、梅沢和木さん、藤城嘘さん、たかくらかずきさん、パルコ木下さん、乙うたろうさん、村井祐希さん、山本卓卓さん、hatraといった気鋭アーティストや劇作家/演出家、ウェアブランドがラインナップされた。 

2014年「キャラクラッシュ!」以来、およそ1年ぶり

カオス*ラウンジは、2010年の「破滅*ラウンジ」、2013年の「LITTLE AKIHABARA MONUMENT」、そして古民家一軒を作品化した2014年の「キャラクラッシュ!」など、メンバーの黒瀬陽平さんによるキュレーションを中心にコンセプチュアルかつ時事的なテーマ性を持った企画展を定期開催してきた。

今回の展覧会では、これまでのような企画を単独で開催するのではなく、同団体の継続的な活動とともに繋がっていく、ひとつの潮流として「カオス*ラウンジ新芸術祭」を毎年1回開催する運びとなった。

第1回目となる今回は、福島県・いわき市を舞台に「市街劇 怒りの日」と題して開催。

歌人で劇作家の寺山修司さんが1970年代に発明した演劇の方法「市街劇」をヒントに、福島県いわき市内にある3つの会場をツアー形式でめぐる展覧会となっている。

震災後、いわき市での約1年間の継続的なリサーチの中で、様々な「偶然の出会い」を経験し、様々な「ありえたかもしれない歴史」についてカオス*ラウンジが想いをめぐらせたことに起因する本展は、参加アーティストたちの作品をめぐることで、震災後の現在から様々な時空へジャンプし、そしてまた現在へ帰還するツアーになっているという。

好評につきオープン日を追加:2015.09.30追記

土日祝日のみの開催が発表されていたが、好評につき、新たに10月1日(木)・10月2日(金)もオープンとなることが明らかになった。

また、3日(土)には、キュレーターの黒瀬陽平さん、演劇ユニット・Port B主宰の演出家である高山明さんとのトークイベントなども決定。
この記事どう思う?

この記事どう思う?

イベント情報

カオス*ラウンジ新芸術祭2015 市街劇「怒りの日」

開催期間
2015年9月19日(土)〜10月4日(日)
オープン日
9月19日、20日、21日、22日、23日、26日、27日、10月1日、2日、3日、4日
開催時間
13:00〜19:00
会場
もりたか屋(福島県いわき市平3町目34番地)/平廿三夜尊御札受所(福島県いわき市平15町目)
菩提院(浄土宗 涅槃山 袋中寺)(福島県いわき市平字古鍛冶町59番地)
観覧料
無料
主催
カオス*ラウンジ
企画
黒瀬陽平(美術家、美術評論家、カオス*ラウンジ代表)
お問い合わせ
info@chaosxlounge.com

参加アーティスト:荒木佑介、荒渡巌 、井田大介、今井新、梅沢和木、梅田裕、乙うたろう、たかくらかずき、冨樫達彦
パルコ木下、蕗野幸樹、藤城嘘、村井祐希、柳本悠花、山内祥太、山本卓卓、hatra(50音順)

関連情報をもっと読む

関連キーフレーズ

0件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。