「ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校」2期 受講者による成果展も

「2016年度ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校はこれだ!_黒瀬陽平」

思想家・東浩紀さんが代表をつとめるゲンロンと、現代アート集団・カオス*ラウンジによる芸術教育プログラム「ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校」第2期受講生の募集が開始された。

第2期は「オルタナティブ」をテーマに、戦後日本美術史に見る近代化のプロセスを紐解きつつ、オルタナティブ・アートの確固たるヴィジョンを持ったアーティストの育成を目指す。

美術理論を本格的に学ぶ「上級コース」を新設し、「標準コース」と合わせて2コース体制を採用。受講期間は2016年4月から2017年3月までで、標準コースは春学期・秋学期の2期制、上級コースは通年受講となる。

現代美術の理論と制作を学ぶ「ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校」

ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校密着ドキュメント #1 2015/04

「ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校」は、カオス*ラウンジ代表・黒瀬陽平さんをはじめ、同団体のメンバーが中心となり講師をつとめる芸術教育プログラム。

2014年に開講された「ポストスーパーフラット・アートスクール」を発展させた形で、2015年4月より第1期が開講中。座学やワークショップ、現場研修などを通して、現代美術の理論と制作を総合的に学んでいく。

より高度な理論と制作を実践する「上級コース」を新設

アートワークはイラストレーター・たかくらかずきさんが担当

2016年4月より開講される第2期は、会田誠さん、夏野剛さん、増田セバスチャンさん、東浩紀さんといった多彩なゲスト講師を迎え、課題をクリアしていくことでアーティストとしての基礎を身につける「標準コース」と、より高度でターゲットを絞り込んだ理論と作品制作を実践していく「上級コース」の2コース体制となる。

標準コースでは、2017年2月の最終講評会での作品の出品を目標として、「スタディ」「ワークショップ」「ツアー」の3つのプログラムを毎月受講。そして、各学期の最初と最後に「セオリー」の授業を設け、現代美術の基礎理論を学ぶ。

一方上級コースは、「まったく新しい展覧会を作るためのまったく新しいプログラム」というコンセプトをもとに、隔週で授業を行う。プログラムの最後には黒瀬陽平さんのキュレーションにより、カオス*ラウンジのプロジェクトと連動した受講生の成果展を一般向けに開催する。

受講生募集は、2016年2月29日(月)まで。2月6日(土)には、ゲンロンカフェにて黒瀬陽平さんによる事前説明会が行われる。
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募集概要

ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校

会場
標準コース:ゲンロンカフェ
〒141-0031 東京都品川区西五反田1-11-9 司ビル6F
上級コース:五反田アトリエ
〒141-0022 東京都品川区東五反田3-17-4 糟谷ビル2F
定員
標準コース:第2期生春学期30名
第2期生秋学期30名
※春学期と秋学期をあわせてお申し込みいただけます。
上級コース:第1期生20名
募集期間
2015年12月15日[火]− 2016年2月29日[月]
受講料
標準コース:春学期受講料 228,000円(税別)
秋学期受講料 228,000円(税別)展覧会出展料・審査料含む
通年受講料 418,000円(税別)展覧会出展料・審査料含む
上級コース:通年受講料 198,000円(税別)展覧会出展料含む

※ゲンロン友の会会員および2015年新芸術校(標準コース第1期)受講生あるいは2015年批評再生塾(第1期)受講生は割引が適用されます。標準コースは各学期5,000円の割引で、通年でお申込みの方は10,000円の割引になります。上級コースは通年で5,000円の割引になります。会員割引と受講生割引は併用することができません。

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