連載 | #5 朝まで世界と遊び続ける「グレイトフル・ポップ2017」

ハイパーポップの祭典にSLOTH、高野政所、マザーファッ子! 限定ユニットも!

ハイパーポップの祭典にSLOTH、高野政所、マザーファッ子! 限定ユニットも!
ハイパーポップの祭典にSLOTH、高野政所、マザーファッ子! 限定ユニットも!
KAI-YOUが3月17日(金)東京・渋谷WWW Xにて開催する、朝まで世界と遊び続ける全身全霊ハイパーポップの祭典「グレイトフル・ポップ」。その全アーティストが発表された。

ラインナップの締めくくりとして発表されたアーティストは、楽曲「噂のBITCH」がSNSでバズを生んだラッパー・SLOTHさん、インドネシア独自のダンスミュージック・FUNKOTを日本に持ち込んだ第一人者である高野政所さん。

そしてMVディレクションはじめ、多方面で活躍する新進気鋭のクリエイター・マザーファッ子さんだ。

さらに、本パーティだけの限定ユニットとして、バンド・箱庭の室内楽のハシダカズマさん、ラッパー・ハハノシキュウさん。そして、おやすみホログラムのプロデューサー・オガワコウイチさんも特別出演する。
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怒涛のラインナップがWWW Xを蹂躙する!

SLOTH

シングル「噂のBITCH」がSNSで話題を呼び、YouTubeにて公開した関連動画の総再生回数が3000万回を超えるヒットを記録しているSLOTHさん。

DJ/タレントの立花亜野芽さんをフィーチャリングに迎えた「噂のカンチ男 Feat.立花亜野芽」も話題を呼んだほか、2月にドロップした新曲「ダレニモイエナイ」はダンサー/モデルの君島かれんさんとコラボし、密かな共感を呼んでいる。
SLOTH オフィシャルサイト

高野政所

渋谷の伝説的クラブ・ACID PANDA CAFEの運営やインドネシア独自のダンスミュージック・FUNKOTでも知られる高野政所さん。

ラッパーやアイドルと様々なコラボレーションを行い、2014年にメジャーデビューを果たしたものの、2015年3月大麻所持の罪で逮捕。1年間の活動自粛ののち再び始動した、通称・前科おじさんだ。
高野政所 Twitter

マザーファッ子

DJ、デザイナー、映像ディレクターとして活躍する新進気鋭のクリエイター・マザーファッ子さん。

高野政所 & CHOP STICKの「前科おじさん」や、秘密結社MMR「野生の証明 feat. あっこゴリラ」などのMVディレクションのほか、T.R.E.A.M. Presents 田中面舞踏会サウンドトラック『LIFE LOVES THE DISTANCE』リリースパーティーをはじめとした各種パーティのフライヤーデザイン、イラスト制作など、さまざまな活動を展開している。
マザーファッ子 Twitter

ハシダカズマ×ハハノシキュウ×オガワコウイチ

バンド・箱庭の室内楽のフロントマンであり、ゆるめるモ!やlyrical schoolなどのアイドル楽曲の作編曲もつとめるハシダカズマさん。MCバトルの猛者でありながら、文筆の世界にも活躍の場を広げるハハノシキュウさん。

そして、東京アンダーグラウンドシーンの中核を担ってきたアイドル・おやすみホログラムのプロデューサーであるオガワコウイチさん。

近しい場所で活動しながらも交わることのなかった3者が「グレイトフル・ポップ」限定のスペシャルユニットとして降臨! 一夜限りの特別ユニットだけに、見逃せないライブとなりそうだ。 すでに発表されていた、FLY BOY RECORDS(KOWICHI・YOUNG HASTLE・DJ TY-KOH)、篠崎愛 さん、Seihoさん、C.O.S.A. × KID FRESINOらとあわせ、ついに全アーティストのラインナップが発表。

また、当日はパーティをサポートするTENGAのポップなアイテムや、TREKKIE TRAXよりCarpainterさんの秘蔵ブートレグ2曲の限定配布。

さらには、出演アーティストにちなんだ割引など、普段のパーティとは全く異なる体験が用意されている。調和と混沌、安寧と喧騒が両立する一夜限りの祭典が、いよいよ幕を上げる。

チケットはe+にて販売中。また、イベント特設Facebookページでも前売り価格での予約を受け付けている。価格は前売り3500円、当日は4000円(ともにドリンク代別)となっている。
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イベント情報

グレイトフル・ポップ

会場
渋谷 WWW X(〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町13−17 ライズビル)
日時
3月17日(金)23:30 開場/開演
料金
3500円/当日4000円(ドリンク代別途)
出演アーティスト
FLY BOY RECORDS(KOWICHI・YOUNG HASTLE・DJ TY-KOH)、
篠崎愛、Seiho、C.O.S.A. × KID FRESINO、高野政所、
SLOTH、TREKKIE TRAX CREW、TORIENA、Yunomi feat.nicamoq、
ハシダカズマ×ハハノシキュウ×オガワコウイチ、ゆけむりDJs、
バケツドラマーMASA、マザーファッ子
チケット
e+(外部リンク
公式Facebookページ参加申しこみ(外部リンク
問い合わせ先
株式会社カイユウ
協賛
株式会社TENGA
※本公演では20歳未満の方のご入場は一切お断りさせて頂きます。
年齢確認の為、ご入場の際に全ての方にIDチェックを実施しております。
写真付き身分証明証をお持ち下さい。

■神が死んで132年、“お祭り”の意味は転覆しました──「グレイトフル・ポップ」序文

祭りとは、古来、神に感謝を捧げる儀式だった。
じゃあ、神は死んだって言われてはや132年が経った2017年を生きる俺たちは、何に感謝を捧げりゃいいんだ?

時は2017年。テレビと新聞を追いかけていれば世界のすべてを知った気になれた時代はとうに過ぎ去って、コンテンツも、それを取り巻くメディア環境も一変した。
海を隔てた遠くの路傍で生まれた力強いヒップホップも今では小さな島国で独自の進化を遂げ、豊かな音楽性を育んでいる。
インターネットという最強のツールを手に入れたDJは、日本にいながら世界と渡り合っている。
テクノロジーが広げた無限の可能性を武器に、アーティストやクリエイターは広く深く、そのアイデアや思想を形にし続けている。

でも、なんか物足りないのはなんでだ?

それぞれが好き勝手に見たいものだけを見て聞きたいことだけを聞いて、手の届く円の中に大事なものをかき集めて並べていれば、小さな宇宙は円環を閉じてこの先も安定していくことだろう。

祭りとは、その宇宙をつくり変えるビッグバンに他ならない。それまでの宇宙を看取り、これからの宇宙を言祝ぐ祝祭だ。
仕事を忘れ、学業を忘れ、理性を、仁義を礼節を忘れ、明日を忘れて踊り明かすその先に、神ではない何かを見るかもしれない。

その時こそ、感謝すればいい。その瞬間に立ち現れるもの。何の役にも立たないけど、好奇心と発見へ続く未知なる扉を開けてくれるものを、我々は「ポップ」と名指したのだから。

調和には混沌を、安寧には喧騒を、束縛には解放を、ストリートにはオタクを、陰キャにはパリピを、ギャルには童貞を、ナードにはウェイを、クールにはクレイジーを、ポスト・トゥルースにはマジレスを、サブカルにはポップを、WWWにはXを!

3月17日、「グレイトフル・ポップ」の幕が上がる!

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