生バンドによるステージがメイン
この日の2ndワンマンでは、ソロによるステージだけでなく、彼女のプロデューサーも務めるサクライケンタ(G)さんを筆頭に、元くるりの田中佑司(Dr)さん、箱庭の室内楽からはハシダカズマ(G)さん・やまだじろう(Key)さん・OK?NO!!のメンバーでもある上野翔(B)さんの3人が参加。そして、鬼の右腕や蓮沼執太バンドの小林うてな(マリンバ)さんに、角谷奈緒子(Viola)さん、めかる(Violin)さん、吉良都(Cello/piano trio chou-chou)さんという豪華メンバーをバックバンドに従えた、バンドセットによるステージをメインに繰り広げられた。
2012年11月以来、約1年ぶりとなった2nd、それも念願だった生バンドによる渾身の2ndワンマンでは、9名のバンドメンバーと見事なシンクロを果たしたステージはもちろんのこと、終始力強い歌声と、ステージの隅から隅まで華麗に駆け巡るいずこねこさんの姿には、一瞬も目を離す隙さえない迫力が宿った素晴らしいライブだった。
それはまた、キネマ倶楽部に集った飼い主(ファンのこと)も同じで、彼女の気合に応えるべく、見ている方も感動してしまうような、凄まじくも温もりを感じる熱気と声援をひたすら放ち続けていた。それは、彼女がいかに飼い主に愛されているのかを物語っていた。
当日は、バンドステージ→ソロステージ→バンドステージ→アンコール(ソロ)→ダブルアンコール(バンド)という構成で行われた。
「END」「motel」「rainy irony」「nostalgie el」「BluE」など、10曲以上がバンド編成で披露された
破壊力抜群のにゃんポーズ
見事な一体感でコールを贈る飼い主
誰よりもとび跳ねるいずこねこさん
圧巻のパフォーマンスを繰り広げながらも、軽快なMCで会場を笑いで包む場面も
キュートな衣装を手がけたのはみづきまももさん いずこねこさんの多くの衣装を手がけている
飼い主からの熱烈なにゃんコール(アンコール)に応えて右上のステージから登場
ライブ前に有志の飼い主から配られた赤いサイリウムを手にさらにヒートアップ
ダブルアンコールでは、バンドメンバーと相談の末、「e.c.i.n」と「BluE」が演奏された 「e.c.i.n」はこの日3回目の披露となったが、凄まじい盛り上がりを見せていた 彼女がステージを去ると、会場全体から大きな拍手が巻き起こる
前売り券はすでに完売のようだが、当日券の販売もあるとのこと。会場では、11月27日(水)に全国発売される彼女の新作『last summer EP』の先行販売もされる。ほかに類を見ない、独自のスタイルでシーンを切り開いてきた彼女の新たな境地を垣間見ることができそうだ。
イベント情報
いずこねこ2ndワンマンライブ 『猫と煙と赤いカーテン with band』
開催日 | 2013年11月4日(月・祝) ※現在は終了 |
場所 | 東京キネマ倶楽部 |
【セットリスト】
[バンドステージ]
1. SE
2. END
3. straight
4. white clock
5. fake town
6. motel
7. e.c.i.n
8. rainy irony
[ソロステージ]
9. JuPiter girL
10. hair cat dance
11. squall cut
12. e.c.l.s
[バンドステージ]
13. nostalgie el
14. last cat factory
15. BluE
(アンコール)
[ソロステージ]
16. white clock
17. e.c.i.n
(ダブルアンコール)
[バンドステージ]
18. e.c.i.n
19. BluE
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