サクライケンタ

「いずこねこ」のプロデューサー・サクライケンタさんを巡る一連の騒動

2014年3月3日にいずこねこ公式サイトで、活動を継続していくという旨のコメントが発表され、騒動は終結したかのように思えた。

しかし、3月18日、サクライケンタさんが自身のTwitter、Tumblr、及びいずこねこ公式サイトで、プロジェクトとしての「いずこねこ」の活動を、現在決まっているスケジュールをもって終了するとの発表が成された。

その理由は、騒動が収束したかのように見えたあとも、自身の病気が原因によるサクライさんのTwitter等の言動が問題を呼び、「いずこねこ」チームの信頼関係が修復不能なほど壊れてしまったから、としている。

いずこねことは厳密に言えばプロジェクト名であり、いわばユニット名ということになる。いずこねことして歌っているのは茉里（まり）さんで、いずこねこ・茉里さんと呼ばれている。

今回の発表でサクライさんがいずこねこに関して述べていることをまとめると、こういうことになる。

１．サクライさんが「いずこねこ」のプロデュースを離れざるをえなくなった
２．それに伴い、サクライさんが作詞作曲してきた「いずこねこ」楽曲を茉里さんが歌うこともなくなる
３．茉里さん自身はアイドル活動を続ける意志があるため、名前を変更して活動していくと聞いている サクライさんの発表が本当であれば、もうこれまでのいずこねこのライブを見ることができなくなるということを意味する。ファンにとっては非常にショックなことで、とても受け入れ難いだろう。

また、グループアイドル全盛の昨今、ソロアイドルとして、サクライさんのつくる楽曲と、茉里さんの歌声とパフォーマンスから構成される独特の世界観で、存在感を示し続けてきたいずこねこの活動終了は、アイドルシーンにとって大きな損失だ。

本当にいずこねこの活動は終了してしまい、これまでの楽曲の数々はお蔵入りとなってしまうのか。続報を待ちたい。