NOTHING NEW
なっしんぐ にゅー
NOTHING NEW(ナッシングニュー)は、「才能が潰されない世の中」を掲げ、2022年に設立された日本の映画レーベル/映画会社。代表取締役は映画プロデューサーの林健太郎。ホラーとアニメーションを中心に、新鋭監督による映画の企画・製作・配給を手がける。
映画の製作だけではなく、若手クリエイターの発掘、国際映画祭への展開、独自の上映・鑑賞体験、展覧会、ゲームやARGなど、作品が生まれてから観客へ届くまでの仕組みそのものを開発している。
概要
NOTHING NEWは2022年4月27日に設立。東宝で映画企画などに携わり、コロナ禍にはオンライン劇団「ノーミーツ」の立ち上げにも参加した映画プロデューサー・林健太郎が代表取締役を務める。
掲げるテーマは「才能が潰されない世の中」。新しい才能が映画を制作する機会だけではなく、作品を国内外の観客へ届け、その後も継続して創作できる環境をつくることを目指している。
第一弾として、4人の若手監督によるホラーショートフィルム集『NN4444』を制作。収録作品はロッテルダム国際映画祭やクレルモン=フェラン国際短編映画祭、サンフランシスコ国際映画祭など10以上の国際映画祭に選出された。
その後も短編・中編作品を中心に、新鋭監督と継続的に映画を制作。岩崎裕介監督『VOID』、宮原拓也監督『洗浄』、近藤亮太監督『〇〇式』、岡田詩歌監督『ハッピー☆eyescream』などを発表してきた。
2025年には、Dos MonosのTaiTanをクリエイティブディレクターに迎えてブランドデザインを刷新。映画だけではなく、原作開発、ゲーム、ARG、イベント、ファンダム形成などへ事業領域を拡大した。
2026年には初の実写長編映画となる『チルド』を公開。同作は第76回ベルリン国際映画祭で国際映画批評家連盟(FIPRESCI)賞を受賞した。
さらに、門脇康平監督によるオリジナル長編アニメーション『我々は宇宙人』が、第79回カンヌ国際映画祭の独立部門「監督週間」に正式出品。アヌシー国際アニメーション映画祭2026の長編コンペティション部門にも選出された。
基本情報
- 名前:NOTHING NEW
- 読み:ナッシングニュー
- 設立:2022年4月27日
- 代表取締役:林健太郎
- 資本金:5,000万円
- 主なジャンル:ホラー、アニメーション
- 主な作品:『NN4444』『VOID』『洗浄』『〇〇式』『幽霊の日記』『ハッピー☆eyescream』『チルド』『我々は宇宙人』
- 主なプロジェクト:「NN0000」「創風」「視てはいけない絵画展」「Champ Chime Chocolate」
主な作品
- 『NN4444』:ホラーショートフィルム集
- 『VOID』(2024年):監督・岩崎裕介
- 『洗浄』(2024年):監督・宮原拓也
- 『犬』(2024年):監督・中川奈月
- 『Rat Tat Tat』(2024年):監督・佐久間啓輔
- 『幽霊の日記』(2025年):監督・針谷大吾、小林洋介
- 『〇〇式』(2025年):監督・近藤亮太
- 『ハッピー☆eyescream』(2025年):監督・岡田詩歌
- 『チルド』(2026年):監督・岩崎裕介
- 『沢田美由紀のガマランドにお邪魔します』(2026年):監督・西井紘輝
- 『我々は宇宙人』(2026年):監督・門脇康平
- 『洗浄』(2027年):監督・宮原拓也/長編版
ホラーとアニメーションを新しい才能の入口に
NOTHING NEWは、ホラーとアニメーションを主要なジャンルとして掲げている。
『NN4444』『VOID』『洗浄』『〇〇式』『チルド』など、ホラー作品を継続的に製作。一方で、岡田詩歌監督の短編アニメーション『ハッピー☆eyescream』や、門脇康平監督の長編『我々は宇宙人』など、アニメーション作品にも取り組んでいる。
ホラーでは、大規模なVFXやスター俳優を前提とするのではなく、日常の小さな違和感、インターネット的な不気味さ、ファウンドフッテージなど、新鋭監督のアイデアや演出を生かした作品を展開してきた。
比較的小規模な制作体制でも作家性を打ち出しやすく、海外のジャンル映画祭にも接続しやすいホラーを、新しい才能が映画産業へ入るための一つの入口として活用している点も特徴といえる。
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