10月11日(金)から10月27日(日)にかけて、バーチャルYouTuber(VTuber)の甲賀流忍者!ぽんぽこさん+オシャレになりたい!ピーナッツくん(ぽこピー)、おめがシスターズ(おめがレイさん、おめがリオさん)、名取さなさんの3組によるコラボショップ・イベント「バーチャルスクランブル」が渋谷MAGNETで開催中となっている。
彼らは事務所に所属せず、企業主導のプロジェクトでもない、あくまでインディーズでの活動を行う「個人勢」と呼ばれるVTuberたちだ。
そのため、大規模イベントやライブイベントなどがコンテンツとなっている企業所属のVTuberに比べるとイベントの機会は少なく、それだけに今回の企画は注目を集めていた。期間中は限定グッズが販売されるほか、交流イベントも開催。
今回、KAI-YOU編集部も開催初日に参加。その模様を写真中心でお届けしつつ、本人たちからのコメントも掲載していく。
無事に渋谷MAGNETに入るものの、そこからでもさらに列が形成され、店内の混雑を避けるために5人/15分程度の列の消化率……! KAI-YOU取材班が無事にグッズを購入できたのは、実にMAGNET到着から2時間後のことであった(泣)
とはいえ、グッズ販売の機会すら貴重な3組のイベント。グッズを購入し終わった後も、突発的にファン同士の交流なども行われ、渋谷MAGNETという建物全体をジャックするような勢いすら感じた。
ピーナッツくん「2018年7月に僕のお誕生日会のイベントを行ったんですナッツ。その時にレンタルスペースとしてお借りしたJOL原宿さんが、渋谷MAGNETで新しくコラボストアをOPENするとのことで、お話をいただいたナッツ!」
ピーナッツくんの生放送や動画では「個人勢」であることの矜持が節々から漏れ出ていることがある。今回の参加メンバーの人選にも、そのスタンスをうかがうことができる。 ぽんぽこ「渋谷の中心にある、こんな凄い場所にグッズを置いてもらえるなんて、個人で活動している私たちには滅多にない機会なんです。だから、個人勢としてそれぞれの形で活躍している、おめシス、名取さなちゃんにお声がけさせてもらいました!」
VTuber個人勢の中でも特に勢いのある3組。彼らを「個人勢の星」として語るファンや業界関係者も少なくない。
おめがシスターズは、キズナアイさんを運営するActiv8のプロジェクト「upd8」に参加しているが、個人勢としてチャンネル運営を行なっている。今回のイベントもはじめての試みがあったようだ。
おめがレイ「おめシスは、これまでグッズ制作はupd8にお願いして監修してもらってたんです。でも今回はグッズの企画から、発注まで全部自分たちでやりました! 大変だったけどとてもやりがいがあって、よかったです。おすすめのグッズは、おめシスリーブです! カードゲーマーとして、スリーブはずっと出したかった! どんなカードゲームでも入れられるサイズにしたので、ぜひ使ってほしい」 おめがリオ「自由にやらせてもらって。リオの書いた『うんちの掛け軸』を置かせてもらったり、来店しただけでも楽しんでもらえるようになってるはず」
ぽんぽこ「グッズのデザイン、購入特典、2週間分の在庫の用意、会場の装飾、店内放送、全身パネルまで──すべて各個人で準備したんです。したい事がたくさんできる分、用意が大変だったね!」 スケジュールの都合上、交流イベントをショップオープン前に行うことになったおめシスの2人。ファンと直接対話できるイベントもはじめてのことだった。
おめがリオ「動画を見てるファンの人は、動画でおめシスの顔を知ってるじゃないですか、でもオレらはファンの顔って見れないんですよね。当たり前なんだけど、バーチャルYouTuberのファンってバーチャルじゃなかったんだって(笑)」
おめがレイ「うん、たくさんの人と1人ずつ喋れて嬉しかったね。本当に幸せな時間だったねえ」
そして「バーチャルスクランブル」初日、特に目立ったのが名取さなさんのファン、通称「せんせえ」たちの存在だ。
彼らは「せんせえ」と書かれたTシャツに身を包み、高い熱量で名取さなグッズを大量購入していた。名取さなさんはグッズデザインもすべて1人で行っている。 名取さな「できるだけ描きおろしや撮りおろしをしたい!ってこだわりました! せっかく置けるグッズを全部自分で用意できるのでいっぱい時間を作ってイラスト作業をしました! 大変だったけどたのしかった!」
ぽこピーもおめシスも、個人勢といえども2人組。協力し合うことができる。しかし完全に1人で活動する名取さなさんはどんな気持ちでイベントに臨んだのだろうか。
名取さな「いつも一人でやってるのでヘーキヘーキ!…と思ってたんですけど。今回は一人じゃ分からないこと、判断がつかないことが何でもぽこピーやおめシスに相談できて、たくさんグッズをつくることへの不安がめちゃ軽減された…。逆にいままで一人でやってたのメチャクチャ大変だったのでは…!? となりました! 名取さな「あと、フィギュアの一般発売もありまぁす! もうすぐ! 予約が始まる予定ですね! おたのしみに! KAI-YOUせんせえもオフィスに置きませんか?」
ぽんぽこさんとピーナッツくんは私財の100万円を投じて着ぐるみを制作したことでも話題を呼んだ。さらに、ピーナッツくんは「ゆるキャラグランプリ」(外部リンク)にエントリーし、現時点で投票数1位となっている。
しかし、開催終了間際にゆうちょ銀行のキャラクター・ペイレンジャーが凄まじい追い上げを見せてきているのだ。最後に、ピーナッツくんの心境を聞いてみた。
ピーナッツくん「正直嬉しいナッツ。どんな世界も競争が生まれないと成長しないんでね……ナッツ! 僕は僕のやることをやるだけナッツ。ペイレンジャーに言っといてください。『何人がかりでもいいわ、かかってこいナッツ』と。」
彼らは事務所に所属せず、企業主導のプロジェクトでもない、あくまでインディーズでの活動を行う「個人勢」と呼ばれるVTuberたちだ。
そのため、大規模イベントやライブイベントなどがコンテンツとなっている企業所属のVTuberに比べるとイベントの機会は少なく、それだけに今回の企画は注目を集めていた。期間中は限定グッズが販売されるほか、交流イベントも開催。
今回、KAI-YOU編集部も開催初日に参加。その模様を写真中心でお届けしつつ、本人たちからのコメントも掲載していく。
【関連】バチャスク2年ぶりに開催決定!
オープン前から並んで、2時間でようやく店内に!
会場がある渋谷MAGNETは10時オープンのため、9時50分に行けば余裕だろうとタカを括っていたが、甘かった。すでに70人以上の列が形成されており、VTuber個人勢の求心力を垣間見ることになる。無事に渋谷MAGNETに入るものの、そこからでもさらに列が形成され、店内の混雑を避けるために5人/15分程度の列の消化率……! KAI-YOU取材班が無事にグッズを購入できたのは、実にMAGNET到着から2時間後のことであった(泣)
とはいえ、グッズ販売の機会すら貴重な3組のイベント。グッズを購入し終わった後も、突発的にファン同士の交流なども行われ、渋谷MAGNETという建物全体をジャックするような勢いすら感じた。
ぽこピー、おめシス、名取さなさんにお話を聞いてみた
「バーチャルスクランブル」開催の経緯について、ピーナッツくんはこう語る。ピーナッツくん「2018年7月に僕のお誕生日会のイベントを行ったんですナッツ。その時にレンタルスペースとしてお借りしたJOL原宿さんが、渋谷MAGNETで新しくコラボストアをOPENするとのことで、お話をいただいたナッツ!」
ピーナッツくんの生放送や動画では「個人勢」であることの矜持が節々から漏れ出ていることがある。今回の参加メンバーの人選にも、そのスタンスをうかがうことができる。 ぽんぽこ「渋谷の中心にある、こんな凄い場所にグッズを置いてもらえるなんて、個人で活動している私たちには滅多にない機会なんです。だから、個人勢としてそれぞれの形で活躍している、おめシス、名取さなちゃんにお声がけさせてもらいました!」
VTuber個人勢の中でも特に勢いのある3組。彼らを「個人勢の星」として語るファンや業界関係者も少なくない。
おめがシスターズは、キズナアイさんを運営するActiv8のプロジェクト「upd8」に参加しているが、個人勢としてチャンネル運営を行なっている。今回のイベントもはじめての試みがあったようだ。
おめがレイ「おめシスは、これまでグッズ制作はupd8にお願いして監修してもらってたんです。でも今回はグッズの企画から、発注まで全部自分たちでやりました! 大変だったけどとてもやりがいがあって、よかったです。おすすめのグッズは、おめシスリーブです! カードゲーマーとして、スリーブはずっと出したかった! どんなカードゲームでも入れられるサイズにしたので、ぜひ使ってほしい」 おめがリオ「自由にやらせてもらって。リオの書いた『うんちの掛け軸』を置かせてもらったり、来店しただけでも楽しんでもらえるようになってるはず」
ぽんぽこ「グッズのデザイン、購入特典、2週間分の在庫の用意、会場の装飾、店内放送、全身パネルまで──すべて各個人で準備したんです。したい事がたくさんできる分、用意が大変だったね!」 スケジュールの都合上、交流イベントをショップオープン前に行うことになったおめシスの2人。ファンと直接対話できるイベントもはじめてのことだった。
おめがリオ「動画を見てるファンの人は、動画でおめシスの顔を知ってるじゃないですか、でもオレらはファンの顔って見れないんですよね。当たり前なんだけど、バーチャルYouTuberのファンってバーチャルじゃなかったんだって(笑)」
おめがレイ「うん、たくさんの人と1人ずつ喋れて嬉しかったね。本当に幸せな時間だったねえ」
そして「バーチャルスクランブル」初日、特に目立ったのが名取さなさんのファン、通称「せんせえ」たちの存在だ。
彼らは「せんせえ」と書かれたTシャツに身を包み、高い熱量で名取さなグッズを大量購入していた。名取さなさんはグッズデザインもすべて1人で行っている。 名取さな「できるだけ描きおろしや撮りおろしをしたい!ってこだわりました! せっかく置けるグッズを全部自分で用意できるのでいっぱい時間を作ってイラスト作業をしました! 大変だったけどたのしかった!」
ぽこピーもおめシスも、個人勢といえども2人組。協力し合うことができる。しかし完全に1人で活動する名取さなさんはどんな気持ちでイベントに臨んだのだろうか。
名取さな「いつも一人でやってるのでヘーキヘーキ!…と思ってたんですけど。今回は一人じゃ分からないこと、判断がつかないことが何でもぽこピーやおめシスに相談できて、たくさんグッズをつくることへの不安がめちゃ軽減された…。逆にいままで一人でやってたのメチャクチャ大変だったのでは…!? となりました! 名取さな「あと、フィギュアの一般発売もありまぁす! もうすぐ! 予約が始まる予定ですね! おたのしみに! KAI-YOUせんせえもオフィスに置きませんか?」
ぽんぽこさんとピーナッツくんは私財の100万円を投じて着ぐるみを制作したことでも話題を呼んだ。さらに、ピーナッツくんは「ゆるキャラグランプリ」(外部リンク)にエントリーし、現時点で投票数1位となっている。
しかし、開催終了間際にゆうちょ銀行のキャラクター・ペイレンジャーが凄まじい追い上げを見せてきているのだ。最後に、ピーナッツくんの心境を聞いてみた。
ピーナッツくん「正直嬉しいナッツ。どんな世界も競争が生まれないと成長しないんでね……ナッツ! 僕は僕のやることをやるだけナッツ。ペイレンジャーに言っといてください。『何人がかりでもいいわ、かかってこいナッツ』と。」
活躍続ける、VTuber個人勢たち
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イベント情報
バーチャルスクランブル
- 期間
- 10月11日(金)〜10月27日(日)
- 場所
- MAGNET by SHIBUYA109(5F「JOL Collab Store」)
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