“推し活”の悩みについて実態調査 2位は「貯蓄ができない」1位の悩みは衝撃

“推し活”の悩みについて実態調査 2位は「貯蓄ができない」1位の悩みは衝撃
“推し活”の悩みについて実態調査 2位は「貯蓄ができない」1位の悩みは衝撃

「推し活」に悩みはありますか?/以下、松井証券株式会社調べ

「推し活とお金に関する実態調査」を松井証券が全国の20歳〜69歳計1000人に実施。その調査結果が10月30日に公開された。

松井証券は、約3人に2人となる64.0%が推し活に悩みを抱えていると説明。

「推し活」に悩みはありますか?/以下、松井証券株式会社調べ

悩みの第1位は「推しに使える金額が少ない」(43.9%)、第2位は「貯蓄ができない」(41.3%)という結果になったという。

松井証券は「実際に使える金額には限度があるという金銭的なジレンマを半数近くの人が抱えていることが窺えました」と分析している。

【画像】松井証券「推し活とお金に関する実態調査」

「グッズの購入費用が負担」VTuberと舞台俳優ファンがTOP2に

アンケート調査では「推し活」にかかる費用を負担に感じると答えた回答者に、さらに追加で質問。

具体的に何が負担に感じるかを聞いたところ、1位は「グッズの購入費用」(32.3%)、2位は「コンサートやライブのチケット購入費用」(29.4%)、3位は「遠征費用」(26.8%)となった。

「推し活」費用の中で負担を感じるものは?

また、「グッズの購入費用」を負担に感じている人は、VTuberを推している人が41.7%、(宝塚や2.5次元も含めた)舞台俳優を推している人が41.0%と、ほぼ同率でトップ2だった。

「推し活」費用、3人に1人が“節約”で捻出

松井証券によれば、月に「推し活」へ使っている金額は半数以上(55.9%)が5,000円未満。

一方、理想的には55.5%が5,000円以上使いたいと答えており、欲望としては逆転している。

毎月「推し活」に使う金額〜現実と理想〜

また、「推し活」にかかる費用の捻出方法(複数回答)を聞いたところ、「節約」(36.8%)がトップ。2位に「ポイ活」(36.3%)、3位に「収入の余剰」(34.4%)が続いている。

「推し活」費用をどのように捻出していますか?

【「推し活」とお金に関する実態調査 実施概要】
・調査方法:インターネット調査
・調査時期:2024年9月
・調査対象:全国の20~69歳の「推し活」を行っている男女1,000名
・世代割付:20代、30代、40代、50代、60代各200名(男女100名ずつ)
・調査機関:ネオマーケティング

この記事どう思う?

この記事どう思う?

「推し活」文化、その功罪を考える

「推し活女子」の実態を調査 約15%が、30万円超を推し活に使う.jpg

「推し活女子」の実態を調査 約15%が、30万円超を推し活に使う

「推しに関する実態調査」を、オタクの“気になる”を独自目線で届けるWebメディア「otalab」が発表した。 調査は47都道府県在住の10~30代の推し活をしている女性1078人を対象に、6月9日〜14日にかけてインターネット上で実施。 どこからが「推し」かの判断基準や、自分と同じ「推し」を推しはじめた人を…

kai-you.net
頂き女子りりちゃんが起こした、究極のバーンアウト──課金的リアリズムの行く末

頂き女子りりちゃんが起こした、究極のバーンアウト──課金的リアリズムの行く末

本稿は、批評家・編集者の村上裕一氏が、2024年5月に開催された「文学フリマ東京38」にて配布した論考「バーンアウトの問題」を再構成したものとなる。バーンアウト(燃え尽き症候群)と言えば、読書という切り口からバーンアウト問題を論じて大ヒットした三宅香帆氏の...

premium.kai-you.net

関連キーフレーズ

0件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。