学研ホールディングスの調査/研究機関・学研教育総合研究所が、小中高校生の推し活事情を調査したレポートを公開した。
同調査は、2010年から制作されている「小学生・中学生・高校生白書」の2024年版を制作する一環として行われたもの。
集計の結果、「推しがいる」と回答した小学生は約53%。中学生では約62%、高校生では約71%まで上昇している。
調査ではその他にも、年代別/男女別に推しのジャンルなどに関するデータを集計。なお、有効サンプルは小学生が1200名、中学生と高校生は各600名となる。
【画像】小中高校生の男女別の人気推しジャンルTOP3推し活以外にも起床・就寝時刻、なりたい大人のイメージも調査
「小学生・中学生・高校生白書」は、学研教育総合研究所が2010年から行っているインターネット調査の結果をまとめたもの。
今年の調査では、2023年に調査対象に含めていなかった高校生も対象とし、生活の様子や推し活、なりたい大人のイメージなどにスポットが当てられている。
調査は全国の小中高校生を対象とし、ネットエイジア株式会社の協力のもと、11月6日~11月14日にかけて実施された。なお、高校生以外は保護者付き添いのもと、学生本人が回答している。
調査項目は起床時刻、就寝時刻といった普段の生活実態から、お年玉の金額、推し活、なりたい大人像など多岐にわたる。
調査結果の全容は「学研教育総合研究所」の公式サイト(外部リンク)で確認できる。
小学生が最も推しているジャンルはアニメと漫画のキャラクター
調査の結果、小学生が推しているジャンル1位は「アニメ・まんがキャラクター」(16.2%)。
以下2位「YouTuber(VTuber除く)」(15.7%)、3位「アイドル」(7.6%)、4位「スポーツ選手」(6.6%)、5位「マスコットキャラ」(6.1%)という結果に。
男女別のデータを見ると、女子では「アニメ・まんがキャラクター」、男子では「YouTuber」がトップ。
推しがいる小学生の男女の割合は、男子の44.8%に対して女子が62.0%と17.2ポイント高い。
なお、2023年の調査でも推しがいる割合は52.7%であり、ほぼ変化はなかった。
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