KADOKAWAとはてなが、AIを活用した小説創作支援サービス「RIKU」の共同開発を発表した。
発表にあわせて、正式リリースに向けたクローズドβテストの参加者募集も開始。小説を執筆している人や、これから書いてみたい18歳以上の人を対象に、8月17日(月)23時59分まで応募を受け付ける。
「RIKU」は、生成AIに作品そのものを書かせるのではなく、ユーザーとの対話を通じてキャラクターや世界観の構築、発想の整理、文章の校正/校閲などを支援する小説エディタになるという。
「物語を書くのは、あなた。その隣に相棒を。」というテーマを掲げ、作者自身の言葉による創作を後押しするサービスを目指す。
AIが代筆するのではなく、作者の思考を整理する「RIKU」
「RIKU」は、ユーザーがAIとの対話を重ねながら、頭の中にあるアイデアや小説作品の方向性を整理することができるサービス。
次世代小説エディタ 「RIKU」
物語の着想を広げるだけでなく、キャラクターや世界観の掘り下げ、構成の検討、執筆途中で手が止まった際の相談など、創作における各工程をサポートする。
一方で、物語や本文を書く主体はあくまでユーザー自身。AIはユーザーの話を聞き、考えを一緒に整理しながら、作品を書き続けるための伴走者として設計されている。
生成AIを利用した創作サービスをめぐっては、文章の自動生成や、既存作品を含む学習データの取り扱いが議論されている。
「RIKU」は単純な文章生成ではなく、作者の中にある物語を引き出す編集支援に軸足を置く。また、ユーザーがサービス上で作成/入力した作品については、AIの学習には利用しないと明記している。
KADOKAWAの編集知見×はてなのUGC開発力を融合
共同開発を手がけたのは、小説や漫画、映像などを展開するKADOKAWAと、「はてなブログ」などのUGC(ユーザー生成コンテンツ)サービスを開発してきたはてな。
KADOKAWAは、編集者が作家との対話を通じて蓄積してきた、プロットの整理やキャラクター設計、構成の確認、改稿支援などの知見を提供。
はてなが持つUGCサービスの開発ノウハウと組み合わせることで、作品の魅力を引き出し、物語を育てるAIの実現を目指すとしている。
クローズドβテストは、Windows、Mac、スマートフォン、タブレットから利用可能。応募者多数の場合はウェイトリストへ登録し、順次案内される。応募には無料のGoogleアカウントが必要となり、当選者にはKADOKAWAから参加方法やテスト期間が通知される。
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