批評誌『エクリヲ』の最新号が11月8日(日)に刊行される。特集は「IP──現代文化のエコシステム」。
いまや、エンタメ/カルチャー業界の合言葉となったIP(=知的財産)をテーマに、開発ユニット・AR三兄弟の川田十夢さんへのインタビューや、「エヴァンゲリオン」や『ちいかわ』、VTuberに関する論考などを収録。
同日、東京ビッグサイト 南1-4ホールで開催される「文学フリマ東京43」のほか、通販サイト・BOOTHや全国の取扱書店で販売される。
【画像】『エクリオ』IP特集の誌面VTuberや『ちいかわ』から、現代文化に浸透するIPを考察
『エクリヲ』は、エクリヲ編集部が発行する批評誌。前号となる第16号では、現実と非現実の境界にある空間を指す「リミナルスペース」を特集した。
第17号の特集テーマは「IP」。キャラクターを起用した広告や、作品と企業のコラボレーションなど、日常生活の様々な場面に浸透するIPという概念について、その仕組みや現代文化への影響をジャンル横断的に考察する。
論考には、フガクラさんの「リプレイス、リバイバル、リデフィニション」や、角野桃花さんによる「VTuberは震える魂の夢を見るか?――消費行動である『推し活』を乗り越える『セカイ系』としてのVTuber論」を掲載。

わたしたちは小さくもかわいくもない――なぜ「ちいかわパンデミック」は起きたのか/横山 宏介
また、横山宏介さんが『ちいかわ』の広がりを論じる「わたしたちは小さくもかわいくもない――なぜ『ちいかわパンデミック』は起きたのか」、北出栞さんによる「〈エヴァンゲリオン〉のマテリアリズム――IP時代の『作品』のために」なども収録される。
川田十夢インタビューや、IPの最前線を探る10のコラムも掲載
インタビューには、開発ユニット・AR三兄弟としての活動に加え、近年は生成AIを活用した音楽/映像制作なども手がける川田十夢さんが登場。「IPを『拡張』する思考」と題した記事が掲載される。

川田 十夢――IPを「拡張」する思考
コラムでは、高井くららさんによる「What is “IP”?」、北出栞さんによる「IPを考えるためのツールキット」を収録。
さらに、農作物、障害者就労、風景、文学的想像力、人生、声、キャラクターデザイン、信仰、マスコットキャラクター、文化財をテーマに、IPの最前線を探る10本のコラムが掲載される。
特集外では、竹永知弘さんによる「沈みゆく日本の私――高橋源一郎論」や批評誌レビューも収録。
『エクリヲ vol.17』は全144ページ(カラー51ページ)、A5判。定価は2640円(税込)だ。
『エクリヲ vol.17 特集:IP――現代文化のエコシステム』掲載内容
◆インタビュー/Interview
川田 十夢――IPを「拡張」する思考
◆コラム/Column
What is “IP”?/高井 くらら I
Pを考えるためのツールキット/北出 栞
IPの最前線を探る10のコラム
農作物/障害者就労/風景/文学的想像力/人生/声/キャラクターデザイン/信仰/マスコットキャラクター/文化財
◆論考/Critique
リプレイス、リバイバル、リデフィニション/フガクラ
〈エヴァンゲリオン〉のマテリアリズム――IP時代の「作品」のために/北出 栞
VTuberは震える魂の夢を見るか?――消費行動である「推し活」を乗り越える「セカイ系」としてのVTuber論/角野 桃花
わたしたちは小さくもかわいくもない――なぜ「ちいかわパンデミック」は起きたのか/横山 宏介
◆特集外コンテンツ/etc.
沈みゆく日本の私――高橋源一郎論/竹永 知弘
批評誌レビュー


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