ゲーム配信で活躍するストリーマーたちと共に、PCや配信について学ぶイベント「LET’S TRY STREAMING!Powered by インテル® Core™ プロセッサー」が、6月22日にLIFORK AKIHABARA IIで開催された。

本イベントには、ストリーマーのごっちゃん@マイキー(以下ごっちゃん)さん、ズズさんの2名が登壇。配信活動をはじめた経緯やゲーム配信の魅力など、多岐にわたってトークを繰り広げた。


またイベントには、インテルより、シニア・プラットフォーム・アーキテクチャー・エンジニアの太田仁彦さんも登場。インテル製品の解説をはじめ、ゲーム配信におけるPCの重要性について語った。

今回は、トークイベントに加え、来場者参加型で行われた配信には欠かせないPCパーツについて学ぶクイズ大会の模様をレポート形式でお届けする。

取材・文:龍田優貴 編集:小林優介 写真:稲垣謙一

目次

活動のきっかけは高校時代──10年以上をかけて歩んだストリーマー人生

イベントがはじまるとまず、MCをつとめるゲームキャスター/ストリーマーの馬人(うまんちゅ)さんが登場。

続いて、ごっちゃんさんとズズさんが現れ、それぞれの自己紹介が行われた。

インテルの太田仁彦さん(左)とMCをつとめたゲームキャスター/ストリーマーの馬人さん(右)

「今日は来ていただいてありがとうございます。会場内のPCもしっかり見ていってください」と述べたのはごっちゃんさん。

続くズズさんも得意の自己紹介ギャグで場を盛り上げる。

最後にバトンを受けた太田さんは、「我々の製品がどのような形で皆さんの体験に紐づいているのかを解説できれば」と語り、最初のトークテーマへと移った。

ごっちゃん@マイキーさん(写真左/プロe-Sportsチーム「Crazy Raccoon」所属)とズズさん(写真右)

トークの幕開けに選ばれたお題は「お互いの出会いと関係性について」。


馬人さんがごっちゃんさんとズズさんに話を振ると、2人は「ストグラ』()で対面したのが最初」だと答える。


※ストリーマーのしょぼすけさんが主宰する、『Grand Theft Auto V』を使った配信企画。参加者は架空の街「ロス・サントス」の住人としてロールプレイをしながら生活する。その中では同時多発的に様々な事件が起き、筋書きのないドラマが展開される。


それまでは交流がほぼなかったという2人だが、ごっちゃんさんは当時の出会いが印象的だった様子で「最初にズズと喋った時、めちゃくちゃ尖ってた記憶がある」と語った。

これに馬人さんが「ツッコミのテンションが強かったよね」と同意すると、会場は笑いに包まれた。

ズズさんは芸人として、ごっちゃんさんはギャングのボスとして参加

一方のズズさんは自らに”得体の知れなさ”があったと前置きを入れつつ、「でも、ごっちゃんからすごい絡んで来てくれたのが嬉しかった」とコメント。

ゲーム配信を通して仲を深めた思い出を振り返った。

ごっちゃん、ズズの配信活動のルーツ

続くトークテーマは「インターネット上で活動をはじめたタイミング」について。

ごっちゃんさんとズズさんはともに10年以上の活動キャリアを誇るベテラン。最初に選んだプラットフォームを聞かれると、両者とも「ニコニコ動画」だと答えた。

ズズさんは「高校生の頃に、罰ゲームで実況動画を投稿したんですよ」と自身のルーツを語る。

そして「若いころの話よ?」と前置きしつつ「動画を投稿してみたら思いのほか楽しくて、色んな動画を見漁るうち、俺の方が面白いなと思って(笑)」と回想。これには馬人さんも「尖ってるねぇ」と相槌を打った。

「あくまで昔の話ですよ?」と念押しするズズさん

ごっちゃんさんも同じく、高校時代にパソコンでFLASHゲームにハマったのが最初のきっかけ。「『Minecraft』でTNTを使って山をまるごと爆破する生放送」が活動の始まりだったと回答した。


プラットフォームが整備された昨今の状況に触れつつ、馬人さんを含む3人は「自分たちがデビューした頃はニコニコ動画に月額会員費を払って配信をさせてもらってたのが、今は凄い時代になった」と、当時を懐かしんだ。

界隈を超えた交流が魅力の「ストグラ」「VCR RUST」

ごっちゃんさん、ズズさんを含め、ここ数年で配信者たちがコミュニティを盛り上げ、若年層を中心に流行を巻き起こしたのは記憶に新しい。

そんなゲーム配信にまつわる事情を取り上げ、続いては「ストリーマーコミュニティの変化」というトークテーマが掲げられた。

「歌手や芸能人の方がゲーム配信を始めるケースが多くなった」と述べたのはズズさん。

「配信する人……増えてるよね?」「増えてる増えてる」と顔を見合わせる2人

馬人さんも頷きながらごっちゃんさんへバトンを渡すと、「どんどん新しい人が出てきている。そのぶん危機感を覚えている人もいるのでは」と答える。


返す形でズズさんが「それぞれの界隈で活躍してきた人たちが、垣根を越えて交流しているのが魅力」とまとめると、思いがけない真面目な回答に、会場からは笑いと拍手が巻き起こった。

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