楽園追放

らくえんついほう

正式名称は『楽園追放 -Expelled from Paradise-』。東映アニメーションとニトロプラス合作のフルCGアニメーション。2014年11月15日公開。水島精二監督、虚淵玄脚本による初のオリジナル劇場作品。

楽園追放

あらすじ

ナノハザードにより廃墟と化した地球。人類の98%は地上と自らの肉体を捨て、データとなって電脳世界「ディーヴァ」で暮らすようになっていた。

西暦2400年現在、その「ディーヴァ」が異変に晒されていた。「フロンティアセッター」と名乗る謎の存在による「ディーヴァ」へのハッキングを地上世界から受け、捜査官アンジェラは生身の身体・マテリアルボディを身にまとい地上世界へと降り立つ。

現地の地上捜査員ディンゴと共に、謎のハッカー「フロンティアセッター」と世界の謎に迫る。

スタッフ

虚淵玄がサイバーパンクから受けた影響

映画公開を記念して、虚淵玄とその作品に影響を与えたサイバーパンクにスポットを当てた『楽園追放 rewired サイバーパンクSF傑作選』(ハヤカワ文庫)が10月17日に刊行された。虚淵玄とSF書評家の大森望がサイバーパンクSF短編8本を編纂したアンソロジーとなっている。

虚淵玄はアニメでは『魔法少女まどか☆マギカ』『Fate/Zero』『PSYCHO-PASS サイコパス』『翠星のガルガンティア』といった話題作を手がけ、その幅広い作風の通底するものとして骨太なストーリー、SF的なギミックなどが挙げられる。虚淵玄自身がSFからの影響をしばしば言及するように、その創作活動に多くのサイバーパンクが影響を与えたと考えられている。

3DCGを逆手に取った新たな演出

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