東映アニメーションとニトロプロラスが制作したCGアニメーション映画『楽園追放 -Expelled from Paradise-』(以下『楽園追放』)のリバイバル上映が決定した。
期間は11月15日(金)から28日(木)までの2週間限定。公開10周年を記念して、4Kアップコンバート版された映像で上映される(劇場環境によっては2Kでの上映となる)。詳細は作品公式サイトを確認しよう。
東映アニメとニトロプラス合作のCGアニメ『楽園追放』
『楽園追放』は2014年に公開されたフルCGアニメーション映画。
監督を『機動戦士ガンダム00』の水島精二さん、脚本を『魔法少女まどか☆マギカ』虚淵玄さん、キャラクターデザインを齋藤将嗣さん、音楽をNARASAKIさんが手がけたオリジナル作品だ。
水島精二さんと虚淵玄さんにとって、初のオリジナル劇場作となった同作の舞台は西暦2400年。ナノハザードにより廃墟と化し、地上を捨てた人類の多くが電脳世界・ディーヴァで暮らす世界。
地上からフロンティアセッター(CV.神谷浩史さん)を名乗る謎の存在からハッキングされたディーヴァ。ディーヴァの捜査官・アンジェラ(CV.釘宮理恵さん)は、地上調査員・ディンゴ(CV.三木眞一郎さん)と共に、異変の謎に迫っていく。
アンジェラのマテリアルボディなどにも反響
ストーリーに加え、アンジェラの生身の体・マテリアルボディや、彼女がモンスター撃退のために使用する機動外骨格スーツ・アーハンなどのデザインも反響を呼んだ。
また、クリスティン役の林原めぐみさん、ヴェロニカ役の高山みなみさん、ヒルデ役の三石琴乃さんと、登場シーンの少ないキャラクターを演じた声優陣も注目集めた。
当時、わずか13館での公開にもかかわらず、観客動員数は11万人以上、Blu-ray&DVDの売り上げは7万本以上を記録。日本映画批評家大賞アニメーション作品賞をはじめ、様々なアワードも受賞している。
続編『楽園追放 心のレゾナンス』も制作決定
なお、2024年1月には続編となる完全新作劇場アニメ『楽園追放 心のレゾナンス』の制作が決定。
前述したメインスタッフが集結し、『楽園追放』のその後の物語が描かれることが明らかになっている。
©東映アニメーション・ニトロプラス/楽園追放ソサイエティ
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イベント情報
リバイバル上映『楽園追放 -Impelled by 10th Anniversary-』
- 日程
- 2024年11月15日(金)〜11月28日(木)※2週間限定
原作:ニトロプラス/東映アニメーション
脚本:虚淵玄(ニトロプラス)
監督:水島精二
演出:京田知己
キャラクターデザイン:齋藤将嗣
プロダクションデザイン:上津康義
メカニックデザイン:石垣純哉/齋藤将嗣/柳瀬敬之/石渡マコト(ニトロプラス)
スカルプチャーデザイン:浅井真紀
グラフィックデザイン:草野剛
設定考証・コンセプトデザイン:小倉信也
CG 監督:阿尾直樹
モーション監督:柏倉晴樹
造形ディレクター:横川和政
色彩設計:村田恵里子
モニターグラフィックス:宮原洋平 (カプセル) /佐藤菜津子
美術監督:野村正信(美峰)
撮影監督:林コージロー
編集:吉武将人
音響監督:三間雅文 (テクノサウンド)
音響効果:倉橋静男(サウンドボックス)
音楽:NARASAKI
アニメーションプロデューサー:森口博史
チーフアニメーションプロデューサー:吉岡宏起
プロデューサー:野口光一
アニメーション制作:グラフィニカ
配給:東映/アニプレックス
企画・製作:東映アニメーション
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