連載 | #28 東京ゲームショウ特集

龍が如くスタジオ新作『STRANGER THAN HEAVEN』試遊レポート 昭和の空気と血が香る大阪を往く

  • 0
小林優介
龍が如くスタジオ新作『STRANGER THAN HEAVEN』試遊レポート 昭和の空気と血が香る大阪を往く
龍が如くスタジオ新作『STRANGER THAN HEAVEN』試遊レポート 昭和の空気と血が香る大阪を往く

東京ゲームショウ2026会場、セガ・アトラスブース前/撮影とぼかしは編集部

国内最大級のゲームイベント「東京ゲームショウ2026」(TGS2026)が開幕!

30周年を迎える今回は、会期を5日間に拡大して9月17日(木)から21日(月・祝)まで、千葉・幕張メッセで開催されています。初日の来場者数は5万3630人。前年の5万2352人を1278人上回りました。

数々のゲームが展示される中、目を引いたタイトルの一つがセガの『STRANGER THAN HEAVEN(ストレンジャー ザン ヘヴン)』。

注目タイトルだけあって、多くの人が試遊していました

注目タイトルだけあって、多くの人が試遊していました

龍が如く」シリーズで知られるRGGスタジオの新作として注目を集める同作。今回は筆者が現地でプレイしたデモ版の試遊レポートをお届けします。うおおおおぉぉぉぉぉぉたぎってきた!!!

大正から昭和、50年の物語を描く『STRANGER THAN HEAVEN』

『STRANGER THAN HEAVEN』はRGGスタジオの新規タイトル。今回の「TGS2026」には、セガ/アトラスブースに出展しています。

『STRANGER THAN HEAVEN』2ndトレーラー

主人公は、城田優さんが演じるアメリカ人の父と日本人の母を持つ大東真

サンフランシスコからはじまり、舞台を日本へと移しながら、1915年の福岡・小倉、1929年の広島・呉、1943年の大阪・ミナミ、1951年の静岡・熱海、1965年の東京・新宿と、50年間にわたる物語が描かれます。

東京五輪を経て大阪万博へと移り行く、高度経済成長の時代も描かれる

東京五輪を経て大阪万博へと移り行く、高度経済成長の時代も描かれる

物語を彩るキャラクターたちを、ディーン・フジオカさん、穂志もえかさん、藤原聡さん(Official髭男dism)、Adoさんらが演じます。また、世界的なラッパーであるスヌープ・ドッグさんが出演することも明かされています。

本作は2027年1月15日(金)発売予定。対応機種はXbox Game Pass、Xbox Series X|S、Xbox on PC、Xbox Cloud、PC(Steam)、PlayStation®5となっています。

『STRANGER THAN HEAVEN』の大阪をウロついてみる

「TGS2026」で披露されていたデモでは、初級・中級・上級の難易度を用意。せっかくなので、大阪・ミナミを舞台とする上級の戦闘を体験してみることにしました。

ゲームがはじまると、主人公・大東真が1943年の大阪に降り立ちます。軽くその辺りを動き回ってみると……「蒼天堀」という看板が!

夜の大阪を照らす「蒼天堀」のネオン

夜の大阪を照らす「蒼天堀」のネオン

「蒼天堀」といえば、「龍が如く」シリーズに登場する道頓堀をモデルにした架空の地名。本作と「龍が如く」シリーズに直接的な繋がりがあるかは明かされていないですが、地名が共通しているということは何らかの関連があるのかもしれません。

そんなことを考えながら街を歩いていると、またしても「龍が如く」を感じさせるものが!

現代の感覚からすると馴染みがない牛丼の屋台

現代の感覚からすると馴染みがない牛丼の屋台

これは、ぎゅ、牛丼の屋台……?

「龍が如く」シリーズでも手軽な回復手段としてお馴染みの牛丼。牛丼の歴史を調べたことはなかったですが、大正〜昭和を舞台とした本作でも出会えるとは!

余談ですが、牛丼チェーン・吉野家公式サイトの歴史解説によると、同チェーンも1945年に東京大空襲で店舗が焼失してしまい、戦後すぐの時代は屋台で商売をしていたとのこと(外部リンク)。

現在ではあまり見られませんが、当時の文化としては牛丼の屋台というのもあったようです。

好奇心で上級を選んでみたら、エラいことになった

そんなこんなを経て歩き進めると、橋の上に日本刀を持った老人? が登場。い、いきなり物騒すぎる。治安!

しかも、上級だけあってこの敵が強い! わけがわからないうちにやられてしまいました。

橋の真ん中に座っていたと思ったら、いきなり切りつけてきた恐ろしい御仁

橋の真ん中に座っていたと思ったら、いきなり切りつけてきた恐ろしい御仁

さすがに悔しいので、改めて戦闘システムの説明に目を通します。

『STRANGER THAN HEAVEN』の戦闘システムは、大東の左半身と右半身をそれぞれ操作するという特殊なもの。片手で敵の攻撃を防いで反撃したり、相手を押し倒して追撃したりと、多様な攻防を繰り広げられます。

また、素手の喧嘩に加え、包丁やハンマー、刀などの武器も使用可能。戦闘中に切り替えることもできるようになっています。

改めて学んだ戦闘システムを駆使……しようとしますが、やっぱり敵が強い!

この敵、同じく日本刀を振っているはずなのに、明らかに大東よりも身のこなしが洗練されています。大東がチンピラみたいにブンブン振り回しているだけだとしたら、敵の方は明らかにチャキ……ズバァ!!!!! みたいな動きをしている。

一子相伝のヤバい剣術を修めてでもいないと許されない距離からの居合い切り

一子相伝のヤバい剣術を修めてでもいないと許されない距離からの居合い切り

そのせいで、なんとなく同じタイミングで振っているつもりなのに振り負けてしまうこともしばしば。なんなんだこいつは……。

獲物を包丁に持ち替え、懸命にガードしつつチクチク反撃する戦法に切り替えたことで、なんとか体力を削ることに成功。しかし、追い詰めたところで謎の必殺技を繰り出されてしまいあえなくゲームオーバー&時間切れに。

攻撃力が高い分、体験の制限時間がある中でも複数回挑戦できたのは嬉しいところですが、普通に7〜8回やられたせいでちょっと泣きそうになりました。製品版でリベンジしたいと思います。

次に読みたい記事
この記事どう思う?

この記事どう思う?

『STRANGER THAN HEAVEN』や「龍が如く」に関する記事をもっと読む!

関連キーフレーズ

連載

東京ゲームショウ特集

例年秋頃に開催されている国内最大のゲームの祭典「東京ゲームショウ(TOKYO GAME SHOW)」(通称・TGS)。 国内外から大手メーカー、個人開発者、周辺機器メーカー、グッズメーカー、ディベロッパー、パブリッシャーなど、ゲームに関連する企業が集結する年に一度のゲーム見本市。 TGS開催前の事前情報や注目タイトルの関連記事、会場である幕張メッセで各ブースを取材したレポートなどを公開していく。

0件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。