小島秀夫のゲーム『PHYSINT』に協力していたPlayStationが撤退 Xboxとのタッグで開発継続へ

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小島秀夫のゲーム『PHYSINT』に協力していたPlayStationが撤退 Xboxとのタッグで開発継続へ
小島秀夫のゲーム『PHYSINT』に協力していたPlayStationが撤退 Xboxとのタッグで開発継続へ

PlayStation Studiosが協業終了を発表した『PHYSINT』/画像はコジマプロダクションより

ゲームクリエイター・小島秀夫さん率いるコジマプロダクションが9月10日(木)、Xboxとの連携拡大を発表した。

共同で開発中のゲーム『OD』に加え、新世代の“アクション・エスピオナージ(諜報)・ゲーム”を謳う『PHYSINT(フィジント)』でもXboxとタッグを組む。

Xboxとの連携拡大を発表したコジマプロダクション

Xboxとの連携拡大を発表したコジマプロダクション/画像は公式Xより

なお『PHYSINT』は当初、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)の全面的な協力のもとでの制作を発表。

しかし同日、PlayStation公式Xは『PHYSINT』における協業から離れることを発表していた。

小島秀夫「SIEより突然キャンセルの通達」 3ヶ月間新パートナーを模索

小島秀夫さんは同日、自身のXで『PHYSINT』を巡る経緯を説明。それによると、6月中旬にSIEから突然「制作中の『PHYSINT』のプロジェクトをキャンセルする」という通達が届いたという。

「僕にとっても、コジプロにとっても、『PHYSINT』は、大切なプロジェクト」として、制作を継続するため約3ヶ月にわたり新たなパートナーを模索。多方面の人々に意見を聞きながら交渉を進めてきた。

小島秀夫さん/Photo by Hiromichi Uchida(The Voice)

小島秀夫さん/Photo by Hiromichi Uchida(The Voice)

その中で、「“未来のビジョン”を互いに共有できる相手」としてXboxと再びタッグを組むことを決意したという。

最後には「次世代の“諜報アクション”である『PHYSINT』は、制作を継続していますので、心配しないでください」と、Xboxを新たなパートナーとして開発継続中であることを強調した。

PlayStation Studiosが『PHYSINT』との協業終了を発表

SIEはPlayStation公式Xを通じて、「慎重に検討した結果、コジマプロダクションのプロジェクト『PHYSINT』における協業から離れるという難しい決断を下した」と発表した。

一方で、小島秀夫さんが『PHYSINT』で掲げるビジョンへの敬意を強調。約30年にわたって続いてきた両者の関係についても「強固なまま」と説明し、今後も小島秀夫さんおよびコジマプロダクションとの密接な協業を続けていく意向を示している。

『PHYSINT』からは離れるものの、PlayStation/SIEと小島秀夫さん、コジマプロダクションとの協力関係そのものを終了するわけではないとしている。

なお、PlayStation Studiosと小島秀夫さんはそれぞれ異なる言葉で経緯を説明しており、SIEが『PHYSINT』との協業を終了した具体的な理由は、現時点では明らかになっていない。

約30年の関係を背景にSIEとはじまった『PHYSINT』

『PHYSINT』は2024年2月、PlayStationの情報番組「State of Play」で発表されたコジマプロダクションの完全新規IP。

発表当時、コジマプロダクションは「SIEの全面的な協力のもと制作」すると説明。最先端のテクノロジーと世界中の才能を集め、「映画とゲームの壁を超える」作品を目指すとしていた。

2024年2月に発表された『PHYSINT』

小島秀夫さんも当時、「SIEさんとはほぼ30年に渡り、アクション・エスピオナージ物を一緒に育てて来たという強い経験もあります」と両者の長年の関係に言及していた。

2025年9月に開催されたコジマプロダクション設立10周年イベント「Beyond The Strand」では、『PHYSINT』のビジュアルアートとともに、チャーリー・フレイザーさん、マ・ドンソクさん、浜辺美波さんの出演も発表されている。

コジマプロダクションとXboxは以前から『OD』を共同で開発しており、今回の発表で協力関係を『PHYSINT』にも拡大することになった。

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