首は吹き飛びまくり、血しぶきが乱れ舞うバイオレンス活劇漫画『忍者と極道』のTVアニメ化が決定した。
作者である近藤信輔さん描き下ろしのTVアニメ化決定ビジュアルと、コメントが解禁。
「スタッフさん達が愛を込めて忍極を放送限界(ギリギリ)までアニメにしたる!って情熱(ネツ)をひしひし感じています!!!」と、作品ならではワードセンスでアニメ化を報告した。
また、TVアニメ化を記念して、講談社の漫画アプリ「コミックDAYS」で3月3日(月)まで、原作漫画が全話無料公開される。
3月3日まで全話無料で公開
コミックDAYS連載中、近藤信輔による漫画『忍者と極道』
漫画『忍者と極道』は、日本の裏社会に君臨する二大勢力、忍者と極道の血で血を洗う抗争を描くバイオレンスバトルアクション。講談社の漫画アプリ「コミックDAYS」で連載中。単行本は全14巻。
『忍者と極道』1巻。左から極道(きわみ)と忍者(しのは)
主人公は、表向きは高校生として過ごす忍者勢力の少年・忍者(しのは)と、普段はサラリーマンとして働き極道であることを隠している青年・極道(きわみ)の2人。
決して相容れない忍者と極道であることにお互い気づかないまま友情を深めていく2人だが、両勢力の抗争は激化の一途を辿ってしまう。
2023年に大型アニメイベント「AnimeJapan」が実施した企画「アニメ化してほしいマンガランキング」では、10位に選ばれている。
『忍者と極道』のバイオレンス描写、アニメでどう描く?
作者の近藤信輔さんが「自分も担当さんもずっと『映像化は…無理だよねェ…』と話していたところに実現した奇跡です!!」とコメントしているように、『忍者と極道』は映像化のハードルが高い漫画と見なされていた。
大きな要因はバイオレンス描写だ。1話からモブキャラクターの首が吹き飛びまくり、血しぶきが乱れ舞うシーンがある。そして、以降も同様の描写がより苛烈に、バリエーション豊かに描かれる。
絵柄の軽快さもあってグロテスクという印象はあまり受けないものの、描かれている事象自体は強烈だ。これがアニメーションでどう表現されるのか大いに注目したい。
また、“生存る”と書いて“いきる”と読むなど、独特のワードセンスとルビ振りのセンスも本作の醍醐味の一つ。これもTVアニメというフォーマットでどう活かすのか見どころになりそうだ。
なお、制作会社や主要スタッフ、キャストなどの詳細は未発表。続報を待とう。
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