『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』著者のブックレビュー番組がYouTubeでスタート

「Page Turners」第一回

ビジネスパーソン向けのブックレビュー番組「Page Turners」が、金融・経済系メディア・TBS CROSS DIG with Bloombergでスタートした。

『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社新書)の文芸評論家・三宅香帆さんが出演。MCは同メディアのチーフコンテンツオフィサー・竹下隆一郎さんがつとめている。

三宅香帆と竹下隆一郎がその月読んだ本を紹介「Page Turners」

「Page Turners」は、三宅香帆さんと竹下隆一郎さんがそれぞれ、「その月に読んだ本を紹介し、本について語り合う」という番組。

竹下隆一郎さんによれば、視聴者が「本の読み方がわかる」「本の買い方がわかる」「本が好きになる」番組を目指すという。

初回に2人が持ち寄った書籍/画像は三宅香帆さんのXより

2月11日にYouTubeで公開された初回では、三宅香帆さんは会田弘継さんの『それでもなぜ、トランプは支持されるのか』(東洋経済新報社)、村山由佳さんの小説『PRIZE』(文藝春秋)などを紹介。

その他、三宅香帆さんの本の買い方、本の読み方、月の書籍代、読書時間のつくり方などが語られている。

『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』が「新書大賞2025」を受賞

三宅香帆さんは、1994年高知県生まれの文芸評論家。

三宅香帆さん

2024年4月に刊行された新書『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』が販売数30万部を突破。中央公論新社が主催する「新書大賞2025」で大賞を受賞した。

対する竹下隆一郎さんは、リベラル系インターネットメディア・ハフポスト日本版の元編集長。

竹下隆一郎さん

ビジネス系映像メディア・PIVOT(2024年10月で退社)の創業メンバーのひとりであり、現在はTBSテレビの特任執行役員もつとめている。

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三宅香帆さんはQuizKnock田村正資さんの『問いが世界をつくりだす』も読まれたとのこと!

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