1920年代から2010年代までのファッションをまとめた『ファッション・スタイルとカルチャーの大図鑑』の日本語訳版が、7月14日(月)にパイ インターナショナルより刊行される。
プレッピー、ロリータ、ヒップホップなどの歴史的なトレンドから、知られざるサブカルチャーやSNS上の最新トピックまで幅広く網羅。
様々な時代背景の中で生まれたファッションとカルチャーの密接な関係を、115のスタイルと共に図鑑形式にまとめた一冊となっている。
価格は2500円(税抜)。出版社の公式サイトやAmazonなどの各サイトで予約受付中。
【画像一覧】誌面で紹介されたファッションスタイルファッションスタイルとカルチャーの繋がりを紐解く
『ファッション・スタイルとカルチャーの大図鑑』の原著は、香港のファッション専門出版社・FASHIONARY(ファッショナリー)によって編集されたもの。
独自の“スケッチ帳+視覚的辞典”づくりで知られる同社は、業界プロから学生、イラストレーターまで幅広い層に支持される、実用性とデザイン性を両立した出版社。
本書においても、ファッションスタイルごとの代表的な服装をイラストで再現し、視覚的にわかりやすくなるよう構成されている。
2010年代の「ノームコア」を紹介するページ © PIE International
2010年代の「Eボーイ&ガール」を紹介するページ © PIE International
各スタイルに関連するカルチャーや時代背景についても、ページごとに丁寧な解説が添えられている。
たとえば、服の選択に割くリソースを減らすために、毎日同じデザインのファッションを実践したスティーブ・ジョブズさんを「ノームコア」の代表例として紹介。
一方で、SNSを起源とする「Eボーイ&ガール」のページでは日本の漫画的表現である「アヘ顔」がカルチャーの一つとして紹介されている。こういった解説の切り口の振れ幅も見どころだ。
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