今日もまた一冊、そして一冊と積み上がっていく本の数々──そう、積ん読!
忙しいから読めないという決まり文句を免罪符に、どんどん増えていく蔵書から目を背けている人は多いでしょう。
そんな積ん読をテーマにした書籍『積ん読の本』が、10月1日(火)に主婦と生活社から刊行されます。定価は1694円(税込)。
作家や漫画家12名が参加 積ん読をテーマにインタビュー
ライター/ブックレビュアーの石井千湖さんが、作家の小川哲さんや角田光代さんに、積ん読について聞いたインタビュー集が『積ん読の本』です。
インタビュイーは以下の12名。辞書編纂者、英文学者、イラストレーター、特殊翻訳家と、様々な職業の方が“積ん読名人”として参加しています。
『積ん読の本』に参加した12名(50音順/敬称略)
飯間浩明(辞書編纂者)
池澤春菜(作家、声優)
小川公代(英文学者)
小川哲(作家)
角田光代(作家)
柴崎友香(作家)
しまおまほ(マンガ家、イラストレーター)
管啓次郎(翻訳家、詩人)
辻山良雄(Title店主)
マライ・メントライン(ドイツ人)
柳下毅一郎(特殊翻訳家、映画評論家)
山本貴光(文筆家、ゲーム作家)出典:主婦と生活社 公式サイト
出版社・主婦と生活社の公式サイトの内容説明によれば、「ある者は『積ん読』こそが出版界を救うものだと熱く語り、またある者は『積ん読』にこそ書物の真の価値があるのだと断言する」。
「写真に収められた圧巻の『積ん読』の山と、『積ん読』を語るその言葉を一読いただき、読書家諸氏におかれては、ほっとするなり、笑うなり、共感するなり、感心するなり、呆れるなりしていただきたい」とのこと。
三宅香帆さんの新書『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社新書)が、発売1週間で累計10万部を突破したことも記憶に新しい現在。読書家の皆さんは本書も必見。
ぜひ手にとり、積ん読することなくページをめくってみましょう!
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