作家の小川哲さんと漫画家の魚豊さんによる陰謀論をテーマにしたトークイベントが、11月16日(土)に青山ブックセンター本店で開催される。
定員100名で、時間は18時〜19時30分。参加料金は1650円(税込)。LivePocket-Ticketでチケットを販売している。
新作で陰謀論を描いた小川哲と魚豊 サイン会も実施
小川哲さんは陰謀論とサイコサスペンスを描いた『スメラミシング』を10月に、魚豊さんは陰謀論と恋愛を描く『ようこそ!FACTへ』の最終巻を9月に刊行したばかり。
小説と漫画で媒体は違えど、奇しくも同じ題材を用いて作品を発表している。そんな2人が陰謀論について語り合うのが、今回のトークイベントとなる。
青山ブックセンター本店の公式サイトの説明によれば、「作品に込められた想いから、日々の創作スタイル、最近の関心事まで、縦横に語り尽くしていただきます」とのことだ。
トークイベントの後には両者によるサイン会も行われる。
『地図と拳』で直木賞を受賞した作家・小川哲
小川哲さんは、1986年千葉県生まれの作家。2015年に『ユートロニカのこちら側』でハヤカワSFコンテスト大賞を受賞しデビューした。
圧政下のカンボジアを生き抜く少年を描いた『ゲームの王国』(2017年)では、山本周五郎賞と日本SF大賞を受賞。2022年刊行の『地図と拳』では、山田風太郎賞と直木賞を受賞した。
2022年にはクイズ番組で起きた珍事を掘り下げる小説『君のクイズ』が、第76回日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門を受賞するなど、数多くの作品で高い評価を得ている。
話題作『チ。』や劇場アニメ化決定の『ひゃくえむ。』を生んだ魚豊
魚豊さんは、2018年に100m走に人生を捧げた選手たちを描いた『ひゃくえむ。』(劇場アニメ化は決定)で連載デビューした漫画家。
現在NHKでTVアニメが放送中の『チ。―地球の運動について―』を2020年に連載開始。同作は「マンガ大賞 2021」と「このマンガがすごい!2022」オトコ編で共に第2位を獲得。第26回手塚治虫文化賞のマンガ大賞を受賞した。
2023年には新作『ようこそ!FACT(東京S区第二支部)へ』を連載開始。2024年9月に最終4巻が刊行された。
10月には、原案とネーム協力をつとめ、漫画を古町さんが担当する最新作『Dr.マッスルビートル』を発表。同作は2025年上旬に、『週刊少年チャンピオン』で連載開始を予定している。
この記事どう思う?
イベント情報
小川哲『スメラミシング』× 魚豊『ようこそ!FACT へ』最終巻 W 刊行記念トー クイベント&サイン会
- 日程
- 2024年11月16日(土)
- 時間
- 18:00〜19:30
- 開場
- 17:30〜
- 料金
- 1,650円(税込)
- 定員
- 100名
- 会場
- 青山ブックセンター本店 大教室
※イベント時の写真撮影・録画・録音は一切お断り致します。
※サインは書籍を対象とし、お二方それぞれ1冊までとなります。ご了承下さい。
関連リンク
0件のコメント