小川哲『嘘と正典』の短編が無料公開 斉藤壮馬「ぼくもこんな小説が書きたい」

小川哲『嘘と正典』の短編が無料公開 斉藤壮馬「ぼくもこんな小説が書きたい」
小川哲『嘘と正典』の短編が無料公開 斉藤壮馬「ぼくもこんな小説が書きたい」

『嘘と正典』/画像はAmazonより

SF作家・小川哲さんによる初の短篇集『嘘と正典』の文庫版が、7月6日(水)に早川書房より刊行された。

本書の発売を記念し、収録作のひとつ「魔術師」が、早川書房の公式noteで無料公開されている(外部リンク)。

帯推薦は斉藤壮馬「ぼくもこんな小説が書きたい」

小川哲さん

小川哲(おがわ・さとし)さんは1986年生まれ千葉県千葉市出身のSF作家。

『ユートロニカのこちら側』が、2015年に開催された新人賞である第3回ハヤカワSFコンテストで大賞を受賞してデビュー。2017年に刊行された『ゲームの王国』では、第38回日本SF大賞と第31回山本周五郎賞を受賞している。2022年6月24日には、『地図と拳』を刊行して話題を呼んでいる。

今回、文庫版が発売された短篇集『嘘と正典』は、第162回直木賞の候補にも選出された作品。

文庫版の帯推薦コメントは、読書好きで知られる声優・斉藤壮馬さん。斉藤壮馬さんは「ぼくもこんな小説が書きたかった!」と寄せている。

第162回直木賞候補作
マルクスとエンゲルスの出逢いを阻止することで共産主義の消滅を企むCIAを描いた歴史改変SFの表題作をはじめ、零落した稀代のマジシャンがタイムトラベルに挑む「魔術師」、名馬スペシャルウィークの血統に我が身を重ねる青年の感動譚「ひとすじの光」、音楽を通貨とする小さな島の伝説「ムジカ・ムンダーナ」など6篇を収録。圧倒的な筆致により日本SFと世界文学を接続する著者初の短篇集。解説:鷲羽巧 嘘と正典 (ハヤカワ文庫JA) Kindle版|商品説明より

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