カンザキイオリの小説『あの夏が飽和する。 』文庫化決定 梶裕貴らが朗読する完全版単行本も刊行

朗読で熱演を披露、声優陣からのメッセージも

入野自由

入野自由さんのコメント

声優3人、そしてカンザキ先生ご本人による朗読という新たな形での朗読化、どんな作品に仕上がるのだろうと思っていました。
真っ直ぐで、痛くって、正直で、苦しいこの作品を、どこまで朗読として立ち上げられるのか…大きな挑戦だとも思いました。
収録を終えた今は手応えを感じています。改めて声に出して読むことで、この作品の より深いところに届いたからです。
小説を「読んでいた」方も、「聞く」ことで新たな発見、新たな感覚を刺激されるはずです。
この作品が、この朗読化を通して沢山の方に届きますように。

茅野愛衣

茅野愛衣さんのコメント

はーーーっと深呼吸したくなるくらい、あの夏の世界にどっぷり浸かり、心地良い疲れと達成感に満ちています…
今回はラストシーンだけでなく、それぞれの登場人物の視点から全編朗読していくという事もあって、より瑠花に感情移入出来たように思います。
またこうして彼女達を演じられて嬉しかったですし、光栄でした。
この朗読を通して、カンザキさんの世界がもっともっと沢山の方に広がってゆく事を願っています。

梶裕貴

梶裕貴さんのコメント

原作を読んで苦しかった。
朗読をして苦しかった。
武命とともに声を枯らし、心を重ね、憔悴しながら演じきりました。

武命とは「武勇の心を持って、必死に生き抜ける命」の名前。
彼はそういう強さを持っている人です。
どうか、その姿を最後まで見届けてあげてください。

この苦しみが届くべき人に届き、その人の苦しみを、少しでも解放してあげることができたなら。
それ以上に幸せなことはありません。

1
2

この記事どう思う?

カンザキイオリさんの活動をもっと知る

カンザキイオリ、KAMITSUBAKI STUDIOから卒業 5年の集大成となるライブを完遂.jpg

カンザキイオリ、KAMITSUBAKI STUDIOから卒業 5年の集大成となるライブを完遂

ボカロP/シンガーソングライター/小説家のカンザキイオリさんが、約2年ぶりとなる2ndワンマンライブ「別れなど、少年少女に恐れなし」を、5月1日に東京・LIQUIDROOMで開催した。 単独では初の有観客ライブで、クリエイティブレーベル・KAMITSUBAKI STUDIOからの卒業を発表していたカンザキイオリさんにとって、所属ア…

kai-you.net
カンザキイオリと花譜が迎えたクライマックス「KAMITSUBAKI FES」DAY2レポート.jpg

カンザキイオリと花譜が迎えたクライマックス「KAMITSUBAKI FES」DAY2レポート

クリエイティブレーベル・KAMITSUBAKI STUDIOが、「KAMITSUBAKI FES '23」を3月30日・31日にわたって東京・豊洲PITで開催。今回は「カオスのひ」と題されたDAY2の模様をレポートする。 KAMITSUBAKI STUDIOは、プロデューサーのPIEDPIPERさんが、バーチャルシンガー・花譜さんとボカロP・カンザキイオリさんの才能…

kai-you.net
花譜「不可解」完結編ライブレポ──カンザキイオリとの“別れと出発の物語”.jpg

花譜「不可解」完結編ライブレポ──カンザキイオリとの“別れと出発の物語”

2018年10月、突如としてこの世界に姿を現したバーチャルシンガー・花譜さん。一度聴いたら忘れることのできない、儚くも美しい、繊細ながら強さのある歌声を武器とした、シーンを象徴する歌姫のひとりである。 そして、花譜さんのワンマンライブシリーズとして、2019年8月から展開されてきたのが「不可解」。リアルから…

kai-you.net
カンザキイオリ インタビュー 被覆される現代の祈り.jpg

カンザキイオリ インタビュー 被覆される現代の祈り

2010年代の終わり、VTuberの勃興や歌い手のメジャーシーンへの台頭など、ネット発の文化がさら勢いを増した。同時に、かつてニコニコ動画で一世を風靡した、ボーカロイドを用いたクリエイターたちも新たな才能が登場していくこととなる。カンザキイオリは、次世代のボカロPとしてカリスマ的な支持を集める存在だ。だが、その特徴的なバンドサウンドと研ぎ澄まされた、ともすれば…

premium.kai-you.net

関連キーフレーズ

0件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。