カンザキイオリ、初のクラファン実施　小説『自由に捕らわれる。』映像化を目指す

音楽家／ボカロP／小説家のカンザキイオリさんが、自身初となるクラウドファンディングを実施する。

プロジェクトの目標は、8月23日に刊行された小説『自由に捕らわれる。』の映像化。8月30日（金）〜10月15日（火）、クラウドファンディングサービス「うぶごえ」で実施する。

また、8月30日20時から、カンザキイオリさん本人によるプロジェクトの説明を含む、新作小説・EPの発売を記念した生配信が公式YouTubeチャンネルで行われる。

小説『自由に捕らわれる。』の映像化を目指すクラウドファンディング

今回のクラウドファンディングは、小説『自由に捕らわれる。』の映像化を応援するファンと共に、映像作品をつくり上げたいというカンザキイオリさんの熱意から実施に至った。

プロジェクトの目標金額は500万円に設定。1000円から5万円まで5つのコースを用意。100名限定の5万円コースには、クラウドファンディング限定グッズの他に、未公開音源や歌ってみた音源、ライブグッズなどがセットになっている。

また、支援者限定の先行試写会では、今回のプロジェクト全体を追ったドキュメンタリー／メイキング映像も公開される。

クラウドファンディング開催の経緯（カンザキイオリ本人コメント）※一部抜粋

この物語を書き終えた時。
私はどうしても、小説の世界だけで終わらせたくない、と思いました。
私は小説が好きですが、小説だけで満足できるような男ではありません。

この小説に込められた感情を、音楽で叫ぶことで、今回の「自由に捕らわれる。」という作品を完成させられるのではないかと考えました。

その中で、独立という、一種の "縛り"から抜け出した今の立場だからこそできる、面白いこと、楽しそうなこと、そして私を応援してくれる方たちに向けてダイレクトに作品の意図をぶつけることができるのは何かを考えた結果、今回の【3rd One-Man Memory「自由に捕らわれる。」】の基盤が思い浮かびました。

私が思い浮かぶ、登場人物たちの少しばかりの人生を、登場人物たちの心の揺れ動く様を、最高の形で実写化し、届けたい。

これこそが私の伝えたいことであり、私が今1番にやりたい創作であり、心の底から自分の創作を愛していることを皆様に伝えたい。
そのような志から、今回のプロジェクトは生まれました。

ワンマンイベントの詳細が解禁　東京、大阪の映画館で映像作品を上映

7月23日に開催を告知していたイベントの詳細が、今回の発表に合わせて公開された。

カンザキイオリさんが歌唱するライブシーンと、小説『自由に捕らわれる。』を元にしたショートフィルムを掛け合わせた映像作品を制作。東京と大阪の2ヶ所の映画館にて全4回上映する。

カンザキイオリ「自由に捕らわれる。」プロジェクト始動　新作小説とEPを同時発売

音楽家・カンザキイオリさんの新作小説『自由に捕らわれる。』が、8月23日（金）に河出書房新社から刊行される。同作は、2018年に発表した同名のヒット曲を基にしたサスペンス小説。定価は1540円（税込）。なお、小説の主人公の心情を歌った新曲6曲を含む全7曲収録の3rd...

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チケットは8月26日（月）12時より、カンザキイオリさんの公式ファンクラブ「命のプルーフ」の会員先行抽選がスタート。

9月28日（土）12時からは、イープラスでのプレオーダー（抽選）を受け付ける。

ボカロPとして2014年にデビュー　活動10周年を迎えたカンザキイオリ

カンザキイオリさんは、2014年にデビューし、「命に嫌われている。」や「あの夏が飽和する。」など、数々のヒット曲を生み出した音楽家／ボカロP。

2018年からはKAMITSUBAKI STUDIOに所属し、自身の活動と並行しながらバーチャルシンガー・花譜さんのメインコンポーザーを担当した。

カンザキイオリ インタビュー　まふまふから届いた「温かく熱意のこもった言葉」

ボカロP／アーティストのカンザキイオリさんが作詞・作曲、バーチャルシンガー・花譜さんが歌った「それを世界と言うんだね」。

ポプラ社の児童文庫レーベル・キミノベルの創刊プロジェクト第2弾「この夏、キミノウタをつくろう！」の一環として制作された楽曲だ。

「もしもキミが物語の主人公だったら？」をテーマ…

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2020年には自身の楽曲を原作とする小説『あの夏が飽和する。』を発表（発行部数は現在27万部超）。2021年には2作目の小説『親愛なるあなたへ』を刊行した。

同年からセルフボーカルでの音楽活動を本格始動し、7月に初のワンマンライブ「不器用な男」を開催。

2023年に2ndワンマンライブ「別れなど、少年少女に恐れなし」を開催し、本公演をもってKAMITSUBAKI STUDIOを卒業。新レーベル「IKIRU SHELF」設立した。

カンザキイオリ2ndワンマンレポ「創作をしている限りずっと側にいる」

ボカロPにシンガーソングライター、そして小説家と幅広く才覚を発揮する気鋭のクリエイター・カンザキイオリさんによる2ndワンマンライブ「別れなど、少年少女に恐れなし」が、5月1日に恵比寿LIQUIDROOMで開催された。

代表曲「命に嫌われている。」の大ヒットに加え、バーチャルシンガー・花譜さんのコンポーザーとし…

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2024年8月23日には3作目となる小説『自由に捕らわれる。』を刊行し、同タイトルの3rd EP『自由に捕らわれる。』もリリースしている。