東京・お台場のテーマパーク「イマーシブ・フォート東京」が、「Googleマップ口コミ投稿に関してのお詫び」と題した声明を3月8日に公開した。
発表によれば「イマーシブ・フォート東京」は3月7日、Googleマップへの口コミ投稿を依頼するリーフレットを来場客に配布。クチコミを投稿した来場客には、パーク内のショップやレストランで使える1000円のクーポンを渡していた。
この割引クーポンを渡す行為が、Googleのポリシー上で認められていないものだったという。
東京にオープンした世界初のイマーシブ・テーマパーク
「イマーシブ・フォート東京」は、“世界初のイマーシブ・テーマパーク”を謳い、3月1日にオープンしたテーマパーク。運営は株式会社刀。
テーマパークを超える完全没入体験、
— イマーシブ・フォート東京 (@Immersive_Fort) February 29, 2024
世界初<イマーシブテーマパーク>が誕生
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ここで過ごす1日は、ただの非日常ではない。
「人生、全とっかえ。」の劇的な1日だ。#イマーシブフォート東京#immersiveforttokyo pic.twitter.com/w30UUbEJcb
舞台と客席の区別がなく、役者と観客が入り混じることで没入感の高い(イマーシブな)体験ができる「イマーシブシアター」を中心とした施設。
現在「シャーロック・ホームズ」や『東京リベンジャーズ』、『【推しの子】』を題材にした上演が行われている。
「クチコミ投稿でクーポン配布」がポリシーに抵触
今や、絶大な影響力を発揮しているGoogle及びGoogleマップでの口コミ評価。
2023年11月には、不当な投稿が削除されず利益が侵害されたとして、都内の医師がGoogleに対し損害賠償を求め提訴準備をしていることが話題となった(外部リンク)。
今回問題になったクチコミの対価としてのクーポンのような「企業が割引、無料の商品やサービスと引き換えに投稿を促したコンテンツ」を、Googleは「虚偽のコンテンツ、偽装行為」として禁止・制限している(外部リンク)。
一方、そういった行為が規約違反であると知らずに、実施してしまっているケースも少なくないだろう。
「イマーシブ・フォート東京」は、クーポンの配布を中止。リーフレットを受け取りクチコミを投稿した来場客に対し、事態を説明し投稿の削除を促している。
この記事どう思う?
関連リンク
0件のコメント