連載 | #9 Weekly HOT Streaming

藤井風の“ねそべり配信”が同接20万人に迫る 弾き語りを世界が見守る

藤井風の“ねそべり配信”が同接20万人に迫る 弾き語りを世界が見守る
藤井風の“ねそべり配信”が同接20万人に迫る 弾き語りを世界が見守る

YouTube・TikTok・Instagramでの“ねそべり配信”に20万人近くが集まった藤井風さん/画像は公式サイトより

ユーザーローカル提供の「生放送リアルタイムランキング」を元に、日本のインターネットの1週間の動きを多角的に紹介する「Weekly HOT Streaming」。

政治ニュース、ゲームの大会、アイドルのライブ、VTuberの配信………様々なジャンルの話題が飛び出すこの連載を読めば、あなたもきっとインターネットの多様性と面白さに改めて気づくはずだ。

なお、ランキングの仕様上、国外の配信の情報が入ったり、カウントされていない配信もあるだろうが、その点は何卒ご容赦を。

今回は、12月17日(日)から12月23日(土)までの注目トピックスを紹介。ぶっちぎりでの同接数を記録したのは、ミスコンだった。

出典:生放送リアルタイムランキング

目次

【画像】「Weekly HOT Streaming」1〜30位(12/17〜12/23)

同接27万人を集めたミスコン世界大会「MISS EARTH」

12月17日から12月23日の1位にランクインしたのは、最大同接27万人を記録したミス・コンテスト(ミスコン)世界大会「MISS EARTH」の中継配信。

「Weekly HOT Streaming」1〜10位(12/17〜12/23)

こちらは「生放送リアルタイムランキング」の仕様上カウントされた海外の配信だが、昨今のミスコンと生配信プラットフォームやSNSは密接な関係がある。当連載としては見逃せないトピックなので、ぜひ触れておきたい。

未婚女性の容姿を中心に優劣を決めるミスコン。その歴史は古く、中世ヨーロッパにはすでに原型とも言えるイベントがあった。時代ごとの魅力的な女性に対する価値観を反映しながら、世の関心を集め続けている。
12月17日から12月23日の同接ランク1位「MISS EARTH」
近年は過度なルッキズムの抑止・多様な価値観の尊重が重視される流れがあり、象徴的な出来事としては2018年のミス・ユニバースにて、トランスジェンダー女性のアンヘラ・ポンセさんがスペイン代表として世界大会に進出。2019年のミス・アメリカにて「出場者を身体的な外見で審査しない」との観点から水着審査が廃止…などが挙げられる。

また同時に、世界4大ミスコン(ミス・ワールド、ミス・ユニバース、ミス・インターナショナル、ミス・アース)の応募者の平均学歴が高くなっている傾向も。今や国を代表する女性には、美しさだけではなく知性や人間性も持ち合わせた「国際社会で活躍する才色兼備」であることが求められていると言える。

SNSでの振る舞いやアプローチも求められる、国民代表

そんな中、コンテストのステージのパフォーマンスや振る舞いだけではなく、ミスコン応募者のSNSでの発信内容や、メディアでの言動も関心を集めるようになった。

今回ランクインした「MISS EARTH」でも、日本予選にてライブ配信アプリの「MIXCHANNEL」(ミクチャ)との取り組みとして、候補者たちがミクチャでの生配信で魅力をアピールし、人気を集めた候補者に電車の中吊り広告の提供などの支援を行うなどの取り組みがあった。 また世界4大ミスコンはそれぞれYouTubeチャンネルを有しており、最終審査の様子はYouTube Liveや全編フル動画公開などで全世界に発信されている。

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Weekly HOT Streamingで振り返るインターネットの1週間

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ユーザーローカル提供の「生放送リアルタイムランキング」を元に、日本のインターネットの1週間の動きを多角的に紹介する「Weekly HOT Streaming」。 政治ニュース、ゲームの大会、アイドルのライブ、VTuberの配信………様々なジャンルの話題が飛び出すこの連載を読めば、あなたもきっとインターネットの多様性と面白さに改めて気づくはずだ。 なお、ランキングの仕様上、国外の配信の情報が入ったり、カウントされていない配信もあるだろうが、その点は何卒ご容赦を。

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