ヒップホップユニット・Creepy Nutsが1月7日(日)に配信した新曲「Bling-Bang-Bang-Born」がTikTokを中心に国内外で大きな反響をもたらしている。
「bling-bang-bang-born」と唱える呪文のようなサビに合わせ、振りつけを踊るダンスチャレンジ(踊ってみた)が流行っている。
YouTubeに公開されたアニメオープニング動画にも海外からのコメントが多数寄せられており、その反響が国境を超えて届いていることがわかる。
オープニング動画でも、主人公のマッシュがフレーズに合わせて踊っている姿が描かれている。
Creepy Nuts自身もTikTokやYouTubeオフィシャルチャンネルでその部分を切り抜いてチャレンジを仕掛けたが、その試みが大いに成功している様子だ。
Creepy Nutsの所属するソニーミュージックによれば、鍛え上げた肉体だけで闇の魔法組織と戦う同作の主人公・マッシュと、生身でシーンに突き進むCreepy Nutsの姿を重ね合わせて描かれたという。
「マジで?コレおま…全部生身で?」という歌詞はキャラクターのマッシュに問いかける、シュールでユーモラスなポイントとして捉えられる。
アニメ『【推しの子】』のオープニング楽曲としてタイアップされたYOASOBIの「アイドル」は、2023年に世界中で最も多く聴かれた日本人アーティストの楽曲であると推測できる。
そのほか、米津玄師さんの「KICK BACK」(『チェンソーマン』OP)の異様なバズり方や、キタニタツヤさんの「青のすみか」、King Gnuの「SPECIALZ」(以上『呪術廻戦』第2期OP)の人気などを見ると、明らかにアニメタイアップのパワーは無視できない。
だがもちろんそれだけではない。動画プラットフォームやストリーミングサービスのアルゴリズムで知れ渡り拡散されていく藤井風さんの「死ぬのがいいわ」や、imaseさんの「NIGHT DANCER」、海外のショートフォームBGMを通してブームが再燃している椎名もたさんの「少女A」などの事例もある。
また、Rich Brianさんをはじめ、世界中のラッパーがTERIYAKI BOYZの「TOKYO DRIFT (FAST & FURIOUS)」のビートを使い、コロナ禍でフリースタイルを披露した事例も興味深い。
これらは必ずしもアニメを介していない。それでも世界的なヒットを生んでいることは特筆すべきことだろう。
「bling-bang-bang-born」と唱える呪文のようなサビに合わせ、振りつけを踊るダンスチャレンジ(踊ってみた)が流行っている。
Creepy Nuts自身もダンス動画を投稿 仕掛けが大成功か
「Bling-Bang-Bang-Born」は1月6日(土)より放送が開始されたTVアニメ『マッシュル-MASHLE-』の第2期オープニング楽曲としてもタイアップされている。YouTubeに公開されたアニメオープニング動画にも海外からのコメントが多数寄せられており、その反響が国境を超えて届いていることがわかる。
オープニング動画でも、主人公のマッシュがフレーズに合わせて踊っている姿が描かれている。
Creepy Nuts自身もTikTokやYouTubeオフィシャルチャンネルでその部分を切り抜いてチャレンジを仕掛けたが、その試みが大いに成功している様子だ。
1月より放送中のアニメ『マッシュル-MASHLE-』
『マッシュル-MASHLE-』は、2020年1月から2023年7月まで『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載されていた甲本一さんの漫画作品。 2023年に発表されたシングル「ビリケン」と類似した変拍子の上に、韻が高速な三連符で細かく刻まれているのが特徴だ。Creepy Nutsの所属するソニーミュージックによれば、鍛え上げた肉体だけで闇の魔法組織と戦う同作の主人公・マッシュと、生身でシーンに突き進むCreepy Nutsの姿を重ね合わせて描かれたという。
「マジで?コレおま…全部生身で?」という歌詞はキャラクターのマッシュに問いかける、シュールでユーモラスなポイントとして捉えられる。
アニメタイアップ楽曲は海外でバズる?——様々な文脈で聴かれる日本の音楽
Billboard JAPANが公開している「Global Japan Songs excl. Japan」チャート(外部リンク)を参照すると、海外で聴かれている日本の楽曲リストを見ることができる。アニメ『【推しの子】』のオープニング楽曲としてタイアップされたYOASOBIの「アイドル」は、2023年に世界中で最も多く聴かれた日本人アーティストの楽曲であると推測できる。
そのほか、米津玄師さんの「KICK BACK」(『チェンソーマン』OP)の異様なバズり方や、キタニタツヤさんの「青のすみか」、King Gnuの「SPECIALZ」(以上『呪術廻戦』第2期OP)の人気などを見ると、明らかにアニメタイアップのパワーは無視できない。
だがもちろんそれだけではない。動画プラットフォームやストリーミングサービスのアルゴリズムで知れ渡り拡散されていく藤井風さんの「死ぬのがいいわ」や、imaseさんの「NIGHT DANCER」、海外のショートフォームBGMを通してブームが再燃している椎名もたさんの「少女A」などの事例もある。
また、Rich Brianさんをはじめ、世界中のラッパーがTERIYAKI BOYZの「TOKYO DRIFT (FAST & FURIOUS)」のビートを使い、コロナ禍でフリースタイルを披露した事例も興味深い。
これらは必ずしもアニメを介していない。それでも世界的なヒットを生んでいることは特筆すべきことだろう。
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