ユーザーローカル提供の「生放送リアルタイムランキング」を元に、日本のインターネットの1週間の動きを多角的に紹介する「Weekly HOT Streaming」。
政治ニュース、ゲームの大会、アイドルのライブ、VTuberの配信………様々なジャンルの話題が飛び出すこの連載を読めば、あなたもきっとインターネットの多様性と面白さに改めて気づくはずだ。
なお、ランキングの仕様上、国外の配信の情報が入ったり、カウントされていない配信もあるだろうが、その点は何卒ご容赦を。
今回は、11月12日(日)から18日(土)までのトピックスを紹介。この週1位に輝いたのは、SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)に所属するあのアイドルたちだった。
出典:生放送リアルタイムランキング
そんな同配信の中から注目したいポイントがひとつ。11月15日発売の新曲「I Wish」のパフォーマンスが、メディアで初めて披露されたことである(ライブツアーでは披露済み)。
テレビ番組のSNS、雑誌の公式サイトなどで、SMILE-UP.のタレントだけ、写真なし・白抜きになっているなどの対応を見たことがある人も多いはずだ。
そんなSMILE-UP.の所属タレントであるなにわ男子が、新曲プロモーションにおいて非常に重要な“初パフォーマンス”を、地上波の番組ではなく、自分たちのYouTubeチャンネルで行ったことは興味深い。1位にランクインしたなにわ男子の配信
この様な手法は、K-POPシーンでは度々見られる。(韓国のアイドルの場合、日本のアイドル以上に世界中にファンがいることもあるが)テレビの放送網では網羅しきれない海外ファンにも届け、世界各国で話題になり、拡散されることを狙って行われている。
見方を変えれば、お茶の間に新曲を届けるよりも、配信を見てくれるようなコアなファンを喜ばせることを、まずは第一に考えているとも言える。誰でも情報発信できるようになり、ファンダムの拡散力・影響力が強くなった現代ならではの施策だ。
ただ可愛いだけじゃない、タレントのキャラクター性やバラエティ豊かな企画など、ホロライブ所属VTuberの“おもしろさ”が遺憾無く発揮された週だった。
約17万人をあつめた2位の宝鐘マリンさんの4周年記念配信では「昭和歌謡祭」のコンセプトで、宝鐘マリンさんとホロライブのタレントたちが、懐かしの名曲を歌い上げた。2位にランクインした宝鐘マリンさんの配信
「昭和歌謡祭」は、2022年の3周年記念配信に引き続き今回が2度目の開催。VTuberという最先端のエンターテインメントと懐かしい昭和歌謡の化学反応が大反響を呼び、第2回の開催を熱望する声も多かった企画である。
ホロライブのタレントたちの歌唱力はもちろんのこと、昔の歌番組風のセットやトークの小ネタも楽しい内容となっているので、ぜひ配信アーカイブをチェックだ。3位にランクインした雪花ラミィさんの配信
「ホロライブ体力王決定戦」と銘打ち、ホロライブの各デビュー時期を代表して8人が出演。上体そらしや跳躍、シャトルランなどの体力テストにチャレンジした。
ホロライブのタレントたちが全力で運動するという普段は見られない姿に、コメント欄にはたくさんの応援の声が並んだ。
また、ホロライブ公式YouTubeチャンネルで行われた8位「【3D】新レッスン着!ガチ練習配信!【#HoshimaticProject】」は、星街すいせいさんを中心に10人のホロライブタレントが年末のカウントダウンイベントでのダンス披露に挑む「Hoshimatic Project」の一環の企画。8位にランクインした「hololive ホロライブ - VTuber Group」の配信
揃いのレッスン着に身を包み、ダンススタジオでの本気のレッスンをそのまま配信するという非常に斬新な試みで、ホロライブファン以外からも注目を集めた。
【画像】「Weekly HOT Streaming」1~30位(11/12~11/18)
政治ニュース、ゲームの大会、アイドルのライブ、VTuberの配信………様々なジャンルの話題が飛び出すこの連載を読めば、あなたもきっとインターネットの多様性と面白さに改めて気づくはずだ。
なお、ランキングの仕様上、国外の配信の情報が入ったり、カウントされていない配信もあるだろうが、その点は何卒ご容赦を。
今回は、11月12日(日)から18日(土)までのトピックスを紹介。この週1位に輝いたのは、SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)に所属するあのアイドルたちだった。
出典:生放送リアルタイムランキング
【画像】「Weekly HOT Streaming」1~30位(11/12~11/18)目次
なにわ男子、YouTubeの配信で新曲を初パフォーマンス
今回の1位は、最大同時接続者数約21万人を記録したなにわ男子の結成2周年記念配信。 1年を振り返るトークコーナーや、ファンからの質問に答えるコーナーなど、結成記念日にふさわしくグループの絆を感じさせる和気あいあいとした内容となった。そんな同配信の中から注目したいポイントがひとつ。11月15日発売の新曲「I Wish」のパフォーマンスが、メディアで初めて披露されたことである(ライブツアーでは披露済み)。
配信を見るコアなファンに喜ばれることを第一にした姿勢
スマイルアップは、所属タレントのWeb媒体での肖像利用に2017年ごろまでは非常に慎重だった。テレビ番組のSNS、雑誌の公式サイトなどで、SMILE-UP.のタレントだけ、写真なし・白抜きになっているなどの対応を見たことがある人も多いはずだ。
そんなSMILE-UP.の所属タレントであるなにわ男子が、新曲プロモーションにおいて非常に重要な“初パフォーマンス”を、地上波の番組ではなく、自分たちのYouTubeチャンネルで行ったことは興味深い。
見方を変えれば、お茶の間に新曲を届けるよりも、配信を見てくれるようなコアなファンを喜ばせることを、まずは第一に考えているとも言える。誰でも情報発信できるようになり、ファンダムの拡散力・影響力が強くなった現代ならではの施策だ。
ホロライブ宝鐘マリン「昭和歌謡祭」を再び開催
また、今回はカバー株式会社が運営する女性VTuberグループ・ホロライブ所属タレントの配信が、上位に多数ランクイン。ただ可愛いだけじゃない、タレントのキャラクター性やバラエティ豊かな企画など、ホロライブ所属VTuberの“おもしろさ”が遺憾無く発揮された週だった。
約17万人をあつめた2位の宝鐘マリンさんの4周年記念配信では「昭和歌謡祭」のコンセプトで、宝鐘マリンさんとホロライブのタレントたちが、懐かしの名曲を歌い上げた。
ホロライブのタレントたちの歌唱力はもちろんのこと、昔の歌番組風のセットやトークの小ネタも楽しい内容となっているので、ぜひ配信アーカイブをチェックだ。
雪花ラミィ、Hoshimatic Project……注目のホロライブの配信
3位は、約11万人を集めた雪花ラミィさんの誕生日記念配信だ。ホロライブのタレントたちが全力で運動するという普段は見られない姿に、コメント欄にはたくさんの応援の声が並んだ。
また、ホロライブ公式YouTubeチャンネルで行われた8位「【3D】新レッスン着!ガチ練習配信!【#HoshimaticProject】」は、星街すいせいさんを中心に10人のホロライブタレントが年末のカウントダウンイベントでのダンス披露に挑む「Hoshimatic Project」の一環の企画。
【画像】「Weekly HOT Streaming」1~30位(11/12~11/18)
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ユーザーローカル提供の「生放送リアルタイムランキング」を元に、日本のインターネットの1週間の動きを多角的に紹介する「Weekly HOT Streaming」。 政治ニュース、ゲームの大会、アイドルのライブ、VTuberの配信………様々なジャンルの話題が飛び出すこの連載を読めば、あなたもきっとインターネットの多様性と面白さに改めて気づくはずだ。 なお、ランキングの仕様上、国外の配信の情報が入ったり、カウントされていない配信もあるだろうが、その点は何卒ご容赦を。
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