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連載 | #3 (万能初歩が)新作MVを読んでみた。

藤井風「花」MVレビュー:挑発的で巧妙で、覚悟ある「ポップ」さ

R&Bシンガーソングライター・藤井風さんのシングル「花」が人気を博する中、リリースから1ヶ月過ぎの11月24日にそのミュージックビデオが公開された。

MV監督のMESSさんは「まつり」(2022)、「Workin' Hard」(2023)以降、3度目の藤井風作品の仕事となる。

「花」のMVでは、荒涼な砂漠を背景に、鮮やかな色彩が広がる姿がカメラに美しく撮られている。

楽曲について──広まっていくJ-POPの海外コラボ
まずは楽曲について。「花」はミディアムテンポで弾むピアノを引っ掛けて、シンプルなバンド編成で演奏するコンテンポラリー(同時代的)なR&B曲だ。

デビュー作『HELP EVER HURT NEVER』(2020)で多くの楽曲が見せた、プレーンな編成によって中音域で喋るように絡むメロディーで勝負する手法の延長にある。

「Workin’ Hard」のプロデューサー・Dahiさんに続いて、「花」でも海外勢のA. G. Cookさんがトラック制作を手掛けているのも特徴的だ。

A. ...

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