ブラジル発の実写版『風の谷のナウシカ』公開⁉︎ 7年のジブリ愛を込めたファンムービー

「Fantasia Film Festival」にて公開される『WIND PRINCESS』

ブラジルのクリエイターによって製作された『風の谷のナウシカ』のファンムービー『WIND PRINCESS』が10月にオンラインで公開される。

オンライン公開に先立って、北米最大のジャンル映画祭とも呼ばれるカナダの「ファンタジア国際映画祭」にて、7月21日(金)にプレミア上映も決定。

今回の『WIND PRINCESS』ティザー映像のスクリーンショット

ティザー映像には、腐海やオーム、メーヴェを操るナウシカが原作に忠実に再現された模様が収められている。

約7年、自己資金で制作された高クオリティのファンムービー

2019年に公開された『WIND PRINCESS』トレーラー
『WIND PRINCESS』の監督はブラジル在住の映像作家 クリス・テックス(Chris Tex)さん。

クリスさんを中心とした有志のクリエイターや友人らの手によって、全額自己資金で約7年の歳月をかけて制作された。 2019年にトレーラー映像が公開された際、日本でも大きな話題に。

その際にクリスさんは撮影風景などを紹介しつつ、「宮崎駿さんとスタジオジブリのチームに敬意を表するためだけに製作している」と制作の動機を語っていた。

細部まで再現された衣装やナイフに注目

今回の『WIND PRINCESS』ティザー映像のスクリーンショット

今回の『WIND PRINCESS』ティザー映像のスクリーンショット

今回のティザー映像は2019年に公開されたバージョンとは異なる新カットを収録。

概要欄には以前と同じく、制作の動機について説明が掲載されており、「ファンタジア国際映画祭」でのプレミア上映、及び10月のオンライン公開のどちらも無料視聴が可能であるという文章が添えられている。

クリスさんのTwitterに投稿されている『WIND PRINCESS』ポスター

クリスさんのTwitterには『WIND PRINCESS』のポスターも投稿されており、細部まで再現された衣装やナイフなどの小道具を確認できる。
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