能楽と『攻殻』『鬼滅』とのコラボを考えるセミナー、法政大学で開催

能楽と『攻殻』『鬼滅』とのコラボを考えるセミナー、法政大学で開催
能楽と『攻殻』『鬼滅』とのコラボを考えるセミナー、法政大学で開催

法政大学・市ヶ谷キャンパスで開かれるセミナー「アニメと能楽」/画像は公式サイトから

犬王』や『攻殻機動隊』といったアニメ作品と能楽の関係について考えるセミナー「アニメと能楽」が3月3日(日)、法政大学・市ヶ谷キャンパスで開催される。

時間は13時~16時30分まで。場所は東京・千代田区のボアソナード・タワー26階スカイホール(多目的ホール)。入場無料で申し込みは不要。定員は100名となっている。

『鬼滅の刃』『攻殻機動隊』などポップカルチャーと古典芸能のコラボが増加

NARUTO -ナルト-』や『風の谷のナウシカ』が歌舞伎として上演されるなど、近年アニメや漫画と古典芸能のコラボレーションが盛んに行われている。

2023年3月〜4月には、人気RPGを歌舞伎化した『新作歌舞伎ファイナルファンタジーX』も上演され話題を呼んだ。

能楽(能・狂言)の世界でも、能狂言『鬼滅の刃』や、能で傑作SF作品『攻殻機動隊』を表現した舞台『VR能 攻殻機動隊』が上演され、人気を集めている。

能狂言『鬼滅の刃』/画像は公式サイトより

『VR能 攻殻機動隊』

また、2022年5月公開のアニメ映画『犬王』は、室町時代の能役者・犬王が主人公。同作は、日本アカデミー賞で優秀アニメーション作品賞、米ゴールデングローブ賞でアニメ映画賞にノミネートされた。

そういったアニメと能楽のコラボは、実際どのように行われているのか。セミナー「アニメと能楽」では、法政大学の能楽研究所教授による講演を中心に、両者の関わり方を様々な角度から考えていく。

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ポップカルチャーと古典芸能

イベント情報

セミナー「アニメと能楽」

開催日
3月3日(日)
時間
13時~16時30分
会場
法政大学・市ヶ谷キャンパス ボアソナード・タワー26階スカイホール
入場
無料(申込不要)
定員
100名

【プログラム】
13:00~13:05 【趣旨説明】 宮本圭造(法政大学能楽研究所教授)

13:05~13:35 【講演】 人の世で「鬼」の姿を目撃すること―能狂言『鬼滅の刃』の世界 植朗子(神戸大学国際文化学研究推進センター学術研究員)

13:35~14:05 【講演】 アニメ映画「犬王」は能楽をどう描いたか 宮本圭造(法政大学能楽研究所教授)

(休憩)

14:15~14:45 【講演】 『攻殻機動隊』が「夢幻能」的に見える理由 山中玲子(法政大学能楽研究所教授)

14:45~15:15 【講演】 スピンオフとしての能 川口晃平(シテ方観世流能楽師)

(休憩)

15:30~16:30 【ラウンドテーブル】 司会:横山太郎(立教大学現代心理学部教授)


【問い合わせ先】
法政大学能楽研究所
〒102-8160
東京都千代田区富士見2-17-1
法政大学富士見校舎ボアソナードタワー23階

TEL:03-3264-9815(祝日除く月~金 10 : 00~11 : 30、12 : 30~16 : 30)
FAX : 03-3264-9607

主催:野上記念法政大学能楽研究所/共同利用・共同研究拠点「能楽の国際・学際的研究拠点」

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