スタジオジブリの全劇場公開作品の背景美術をまとめた『スタジオジブリの美術』(パイ インターナショナル)が、2025年1月22日(水)に刊行される。
スタジオジブリが責任編集を担当。『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』などで美術監督を歴任した武重洋二さんが監修をつとめた。定価は1万3200円(税込)。
【画像6点】『スタジオジブリの美術』サンプルページ重さ約2.6キロ! 永久保存版の1冊『スタジオジブリの美術』
『風の谷のナウシカ』から最新作『君たちはどう生きるか』まで、27作品の背景美術を844点収録する『スタジオジブリの美術』。
仕様はA4判、ハードカバー、フルカラーの568ページ。厚さは3.5cm、重さは約2.6キロ。いわゆる“鈍器本”といっても過言ではないボリューム/サイズを誇る仕様だ。Amazonほか各書店で予約を受け付けている。
先行解禁されたサンプルページでは、『となりのトトロ』でサツキとメイが暮らす古い木造住宅や、『もののけ姫』の冒頭でタタリ神が暴れる見張り台などが確認できる。
監修者である武重洋二さんは、1964年米国フィラデルフィア生まれ、東京育ち。『となりのトトロ』の背景でスタジオジブリ作品に初参加すると、『On Your Mark』で初の美術監督をつとめた。
直近では、宮崎駿監督のアカデミー賞受賞作『君たちはどう生きるか』にも参加。同作はアニー賞美術賞や、ADG Awards(美術監督組合賞)長編アニメーション映画部門にノミネートを果たしている。
『スタジオジブリの美術』では、武重洋二さん監修のもと、数々の名作で舞台となった場所をじっくりと堪能できそうだ。
『スタジオジブリの美術』に掲載される作品リスト
『風の谷のナウシカ』(1984)
『天空の城ラピュタ』(1986)
『となりのトトロ』(1988)
『火垂るの墓』(1988)
『魔女の宅急便』(1989)
『おもひでぽろぽろ』(1991)
『紅の豚』(1992)
『海がきこえる』(1993)
『平成狸合戦ぽんぽこ』(1994)
『耳をすませば』(1995)
『On Your Mark』(1995)
『もののけ姫』(1997)
『ホーホケキョとなりの山田くん』(1999)
『千と千尋の神隠し』(2001)
『猫の恩返し』(2002)
『ギブリーズepisode2』(2002)
『ハウルの動く城』(2004)
『ゲド戦記』(2006)
『崖の上のポニョ』(2008)
『借りぐらしのアリエッティ』(2010)
『コクリコ坂から』(2011)
『風立ちぬ』(2013)
『かぐや姫の物語』(2013)
『思い出のマーニー』(2014)
『レッドタートル ある島の物語』(2016)
『アーヤと魔女』(2020)
『君たちはどう生きるか』(2023)
©Studio Ghibli
© 1988 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli
© 1997 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, ND
© 2001 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, NDDTM
© 2023 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli
関連商品
発売日:2025年1月22日
ISBN:978-4-7562-5777-2 C0079
監修:武重洋二
責任編集:スタジオジブリ
発行元:パイ インターナショナル
この記事どう思う?
書籍概要
『スタジオジブリの美術』
- 仕様
- A4判(297mm×210mm)/ ハードカバー/568ページ(FullColor)/厚さ35mm、重さ約2.6キロ
- 定価
- 本体¥12,000+税
- ISBN
- 978-4-7562-5777-2 C0079
- 発売日
- 2025年1月22日
- 監修
- 武重洋二
- 責任編集
- スタジオジブリ
- 発行元
- パイ インターナショナル
【監修・武重洋二さんのプロフィール】
『となりのトトロ』の背景でジブリ作品に初参加。その後、 数々のジブリ作品の背景を担当。『もののけ姫』『ホーホケキョ となりの山田くん』『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』『ゲド戦記』と美術監督を歴任。『サマーウォーズ』では美術監督として第9回東京アニメアワード美術賞を受賞。『君たちはどう生きるか』でアニー賞美術賞、ADG Award(美術監督組合賞)長編アニメーション映画部門ノミネートされた。
関連リンク
0件のコメント