AI技術によって生成されたバーチャル新宿を、ゲーム『Fortnite』に導入した動画がTwitter上で話題になっています。
【画像】『Fortnite』に再現された新宿の街並み
マトリックスも夢じゃない? 起業家・佐藤航陽の手掛ける仮想空間
動画を投稿したのは、株式会社スペースデータのCEOを務める佐藤航陽さん。AIに生成させたバーチャル新宿をFortnite上にぶち込んでゲームできるようにしてみた(開発期間は3日)。Fortnite上に並行世界が作れそう。
— 佐藤航陽 🌎 著書「世界2.0 メタバースの歩き方と創り方」 (@ka2aki86) March 30, 2023
ChatGPTと連携してゲームシステム・ストーリー・会話などもAIに作らせて、VR対応できればガチのマトリックスだな。#UEFN #Fortnite pic.twitter.com/Ras5FUvtoD
話題になっているバーチャル新宿は、株式会社スペースデータが3月に特許を取得した、衛星データから仮想世界を生成するAI技術によりつくり出されたといいます。
『Fortnite』の中に導入されたバーチャル新宿は、特徴的な形をしたモード学園コクーンタワーなども再現されており、本物の新宿のよう。とても開発期間が3日とは思えません。
衛星データから仮想空間を生成、スペースデータ社のAI技術
このバーチャル新宿を生成したAI技術は、3月22日に株式会社スペースデータから発表されたもの。衛星データから仮想世界を生成するAI技術で、特許も株式会社スペースデータが取得済み。衛星データからバーチャル空間に世界を自動生成するAIを作ってみた(動画は東京の一部地域の再現)。これからAIに全世界の3Dモデルを作らせて、誰でも無料で使えるように配布していく。
— 佐藤航陽 🌎 著書「世界2.0 メタバースの歩き方と創り方」 (@ka2aki86) May 31, 2021
非営利での研究になるけど、マトリックスやレディ・プレイヤー1の世界観を実現していきたい。 pic.twitter.com/HSovVzbkIw
人間視点(一人称視点)の3Dモデルの生成を得意とし、VR・ゲーム・映像制作といった三次元空間を人間の視点で動き回るような用途にも活用しやすいそうです。
『Fortnite』にはクリエイティブモードが設けられており、自由なマップ(ワールド)を制作することができます。3月23日にはクリエイティブツール「Unreal Editor for Fortnite」の導入が発表され、オリジナルのアセットをインポートできるようになり、より本格的な創作が可能になりました。
今回のバーチャル新宿も「Unreal Editor for Fortnite」を使用して『Fortnite』上に導入したとのこと。これだけ精巧な街並みを生み出せる技術があるのですから、『Fortnite』上に並行世界をつくったと発表されることも、そう遠くないのかもしれません。
この記事どう思う?
関連リンク
1件のコメント
匿名ハッコウくん(ID:6776)
マップコード教えてよw