アニメ作家として全てを統括、大友克洋は宮崎駿と同じ
公開35周年を迎えて、いまなお傑作として語り継がれる『AKIRA』。影響は国内外で大きく、映画祭のオープニング作品を手がけた渡辺信一郎監督と森田修平監督もその衝撃を口にしていた。直近では、2022年8月に公開された『ゲット・アウト』『アス』のジョーダン・ピール監督の最新作『NOPE/ノープ』でも、オマージュしたシーンが登場。そんな『AKIRA』で大友監督は原画やレイアウトまで担当していた。
その広範な担当範囲について氷川さんは「(スタジオジブリの)宮崎駿監督がやっていることとほとんど同じ。自分でお話もつくるし、絵コンテも描くし、ほとんどのレイアウトを含め、空間の設計図は自分で描いている」と評する。
「全てコントロールし、自分の作品にしている。完全アニメーション作家として全て統括している感じ」と、常人離れした大友監督の特異性を表現。
その精密さ、緻密さに、「...
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